【ピサ(PISA)】斜塔だけじゃない!白大理石が輝く『奇跡の広場』ピサのドゥオモ広場

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Ciao!ひさしぶりにピサへ日帰りで行ってきましたのでレポートします!

目次
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ピサとは?

ピサ(Pisa)とは、トスカーナ州ピサ県の県都。フィレンツェから西、約88kmに位置しています。
中世(11〜13世紀頃)には、ヴェネツィア、ジェノヴァ、アマルフィと並ぶ強大な大海運国として地中海貿易で繁栄しました。

1343年設立の歴史あるピサ大学をはじめ、難関とされる高等師範学校(Scuola Normale Superiore)を擁するイタリア有数の大学都市です。物理学や天文学の父ガリレオ・ガリレイの出身地・学びの地でもあります。

ピサのドゥオモ広場とは?

ピサで一番有名なスポット。美しい青々とした芝生の上に4つの白い大理石建築が立ち並んでいます。

12世紀に建設が始まった大聖堂の鐘楼(斜塔)は、地盤沈下により傾いたことで世界的に名声を博しました。

ドゥオモ広場の別名は「奇跡の広場(Piazza dei Miracoli)」。作家のダンヌンツィオが『Forse che sì forse che no (1910)』の中で「奇跡の草原(Prato dei Miracoli)」と評したとことに由来すると言われています。

ちなみに、この広場には世界的にも珍しく、人の営み(誕生から死後まで)が一つの広場に収まっているんですよ。誕生時に洗礼堂で洗礼を受け、日々大聖堂で祈り、斜塔(鐘楼)で時刻を知り、死後はカンポサント(墓所)で眠るそうです。

周辺の大聖堂(ドゥオモ)、洗礼堂、墓所(カンポサント)を含む敷地全体が『ピサのドゥオモ広場』としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。

スリ被害の定番の地です。スリを行う集団が多く近くに住んでいることもあり、ツアーアシスタントしていた際もお客様が良く被害に遭ってしまっていました。最近は警備体制も強化されているようですが、子どもが周りを取り囲んだり、新聞紙を広げられたりなど、定番の手口にはくれぐれも注意しましょう。
少々距離がある、ツアーバスの駐車場からの道には十分ご注意ください。徒歩の場合は、最寄りのピサ・サン・ロッソーレ駅からがおすすめです。

ピサのドゥオモ広場公式HP
https://www.opapisa.it/
開館時間:公式のカレンダーを要確認
https://www.opapisa.it/orario/

ピサのドゥオモ広場周辺のみどころ

ピサの斜塔(Torre Pendente/Campanile)

ピサ大聖堂の独立した鐘楼。地盤沈下により傾斜が生じましたが、補強工事を経て安全に展望台まで上ることができます。251段の階段です。エレベーターはありません。頂上はピサの街並みを一望できる絶景ポイントです。

斜塔を支えたり、掴んだりするポーズで写真を撮るのが定番です。意外と手の角度や位置の調整などに時間がかかりますので、他に予定がある方はクオリティの他に時間も気にするようにしましょう。

塔の高さは地上約55.86m。1173年の着工から建設完成まで約200年かかりました。比較的初期の頃から南側に沈下が見られたため、修正を施しながら建設が進められました。よく見ると、塔は3つの部分に分かれ、それどれ重心が異なっていることがわかります。最上階層のみ鉛直です。
1990年~2001年の大規模な修復工事を経て、5.5度の傾きから約4度まで改善されました。当分の間は上ることができる見込みですが、いつ見学禁止になるかわかりません。機会があれば、早めに上っておくことをおすすめします。

塔の内部の階段は大理石でできており、長年人々が上り下りした結果、一部がすり減っています。歴史と重力を感じることができる興味深い体験です。

塔の見学時間には必ず注意しましょう。各回に上ることができる人数には制限があり、遅刻はNG。

また、どんな小さなサイズでも手荷物の持ち込みは禁止されています。事前に無料ロッカーに預けた上で、入場列に並びましょう。持ち込みが許可されているのは、写真を撮るためのスマートフォンや携帯電話、一眼レフカメラのみ。その他貴重品は、ポケットに入れることができる分はOKです。
無料ロッカーは、塔に上る間のみ利用可能。下りてきたらすぐに引き取りに行きましょう。大型~小型までサイズもいくつかあります。数に限りがあるので、大きな荷物をお持ちの場合は早めに預けに行きましょう。
画面にチケットのQRコードをかざし、開いたロッカーに入れます。画面下そばからロッカーチケットが出てくるので取ることを忘れずに。取り出す際はロッカーチケットにあるQRコードを画面にかざして荷物を取り出すので、紛失しないように注意です。

塔内の階段は、手すりはありませんが、比較的上りやすい段差です。上る人と降りる人が同じ階段を利用しますので、譲り合いましょう。

20ユーロ(共通券27ユーロ)
【夏季】毎日9:00-20:00
【春・秋季】毎日9:00-19:00
【冬季】毎日9:00-18:00

斜塔

クローク

ピサ大聖堂(Duomo/Cattedrale)

1064年建設が始まった「ピサ・ロマネスク様式」の最高峰とされる大聖堂。上から眺めるとラテン十字の形をしています。
パレルモ沖でアラブ勢力を破ったことを記念して建築を始めたといわれています。

ファサードにはイスラム文化やビザンティン様式の影響を受けた装飾も見られ、白とカラフルな大理石で彩られた幾何学模様、黄金の天井やジョヴァンニ・ピサーノの傑作でイタリア・ゴシック様式の説教壇(Pulpito)などの美しい内部装飾が見どころです。古代ローマ帝国の遺跡から切り出された大理石や石材が多数再利用されており、探してみる面白いですよ。

ちなみに、ガリレオが「振り子の等時性」の着想を得たと言われるランプ(シャンデリア)が説教壇の前吊り下げられており、「ガリレオのランプ」と親しまれています。ただし、現在の形は、ガリレオの時代にはなかったものであり、当時と同じ形のランプは、カンポサントのアウッラ礼拝堂にあります。
ガリレオは大聖堂内のランプが風に吹かれて揺れることから法則のヒントを得たと長年伝えられていましたが、現在は実際には違っていたという説が有力です。

入場にはチケットが必要です。斜塔などの単体チケットや共通券で入場可能です。
または、チケット売り場で無料のドゥオモチケットを貰いましょう。

無料(他のモニュメントの1回券や共通券、またはドゥオモの入場チケットが必要)
【夏季】毎日10:00-20:00
【春・秋季】毎日10:00-19:00
【冬季】毎日10:00-18:00

サン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)

1152年着工。ドゥオモ広場では2番目に建設が始まりました。
周囲約107,24 m。世界最大級の洗礼堂で、ロマネスク様式とゴシック様式が融合した丸屋根の建造物です。

説教壇は、大聖堂の説教壇を作成したジョヴァンニ・ピサーノの父であるニコラ・ピサーノの作。

入り口付近から2階の元女性専用参列席エリアに行くことができます。

内部は音響効果が非常に高く、定期的(約30分に1回)にスタッフによる実演が行われます。

8ユーロ ※斜塔付き共通券27ユーロ、斜塔なし共通券11ユーロ
【夏季】毎日9:00-20:00
【春・秋季】毎日9:00-19:00
【冬季】毎日9:00-18:00
※修復工事のため一部のエリアが閉鎖される場合あり
※日曜日や宗教上の祝日には開館時間が変更になる場合あり(訪問時は10:45~11:45は内部の見学不可でした)

カンポサント(Camposanto)

納骨堂。1277年の着工。十字軍がエルサレムのゴルゴタの丘(キリストが磔刑に処された地)から持ち帰った聖なる土の上に建てられたと伝えられる壮大な墓地回廊です。
「聖なる土」の上に建てられたことから、「カンポサント(聖なる神聖な土地)」の名が付けられました。

中庭を取り囲む壁には見事なフレスコ画が描かれています。(完全なオリジナルではなく、第二次世界大戦中に被害を受けた後に修復されたもの)必見は14世紀の画家ブオナミーコ・ブッファルマッコによって描かれた『死の勝利(Il Trionfo della Morte)』。その他にも古代ローマの石棺などが安置されています。

ガリレオが生きていた時代に使用されていた大聖堂のランプと同じ形のものがアウッラ礼拝堂にあります。

8ユーロ ※斜塔付き共通券27ユーロ、斜塔なし共通券11ユーロ
【夏季】毎日9:00-20:00
【春・秋季】毎日9:00-19:00
【冬季】毎日9:00-18:00

ドゥオモ付属美術館(Museo dell’Opera del Duomo)

斜塔や大聖堂の保存のために本堂から取り外されたオリジナルの見事な名品を間近で観察できる空間です。ドゥオモ広場の斜塔を一望できる中庭や2階のカフェエリアもあります。

必見は、ボナンノ・ピサーノ作の青銅扉(Porta di San Ranieri)、ジョヴァンニ・ピサーノの彫刻群、大聖堂のオリジナル外観装飾やグリフォン像など。

8ユーロ ※斜塔付き共通券27ユーロ、斜塔なし共通券11ユーロ
【夏季】毎日9:00-20:00
【春・秋季】毎日9:00-19:00
【冬季】毎日9:00-18:00

シノピエ美術館(Museo delle Sinopie)

1973年開館。フレスコ画の大規模な「下絵(シノピア/sinopia)」を展示している美術館。
かつての巡礼者用病院を利用して開設されました。

第二次大戦中に大きな被害を受けたカンポサントのフレスコ画を修復する際に発見された下絵などを展示しています。カンポサントにあるブオナミーコ・ブッファルマッコ作『死の勝利』の下絵をはじめ、14〜15世紀の巨匠たちのデッサンや修正の痕跡を見ることができます

8ユーロ ※斜塔付き共通券27ユーロ、斜塔なし共通券11ユーロ
【夏季】毎日9:00-20:00
【春・秋季】毎日9:00-19:00
【冬季】毎日9:00-18:00

オペラ・デル・ドゥオモ館(Palazzo dell’Opera del Duomo)

特別展が開催されている期間のみ開館。

チケットの購入方法

複数のモニュメントに入場する場合は、共通券を購入する方がお得になります。

別記事にて詳しく解説します

ピサのドゥオモ広場への行き方

公共交通機関でお越しの場合

ピサ中央駅から徒歩約25分。
バスの場合:
「Stazione 1」停留所から1+号線(Park Pietrasantina方面/10分間隔)に乗車し、「Torre 1」停留所で下車。徒歩2分。

ピサ・サン・ロッソーレ駅から徒歩約6分。
ピサ中央駅から普通電車(REG)でルッカ方面行き約5分。2等車で片道1.70ユーロ。

お車でお越しの場合

  • フィレンツェから約1時間20分(89km)
  • ルッカから約30分(28km)
  • ラ・スペッツィアから約1時間(80km)
  • ローマから約3時間50分(334km)

まとめ

ピサのドゥオモ広場について詳しく解説しました。世界遺産にして、世界中から人々が集まるイタリア有数の観光スポットです。見どころ満載ですので、少なくとも半日、ゆっくりできるなら1日かけたいところですね。(駆け足だと3時間くらい)
また。スリ被害も多いエリアですので、斜塔で定番のポーズで写真を撮っている際などには十分ご注意ください。

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