【イタリアの暖房】使用できる期間と1日の使用時間が決まってる?設定温度は?

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Ciao!寒い日が続いていますね。今回はイタリアの暖房について解説します。

目次
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イタリアの暖房について

イタリア語では、「riscaldamento(リスカルダメント)」や「termosifone(テルモシフォーネ)」と言います。
皆さんのお家の窓近くなどに備え付けのリスカルダメントは設置されていませんか?浴室にもあり、冬場はありがたいです(笑)

給湯器につながっており、お湯を循環させてお部屋を暖める仕組みの温水循環式ヒーターです。触れてもやけどするくらいの熱さにはなりにくいので、小さなお子さまがいるご家庭でも安心ですね。暑かったり、暖房の必要がないお部屋では、リスカルダメントの横にあるバルブを閉めて調節することもできます。
イタリアでは、脱原発の影響で電気代が非常に高く、エアコンを設置しているご家庭は少ないのです。

リスカルダメントには、自分でオン・オフするタイプや自動タイマーのサーモスタット式、一括管理のセントラルヒーティング式など様々なタイプがあります。いずれにしろ、使いすぎないように注意しましょう。

ちなみに、給湯器は年1回の点検が義務づけられていますよ。

使用できる期間と時間が決まっている?

お住まいの地域によって、リスカルダメントを使用できる期間と1日当たりの最大使用時間が法律で決まっています。期間や時間は、毎年変更があり、マンションの掲示板や自治体のニュースなどでお知らせされます。

スクロールできます
Zona1日の最大
使用時間
使用開始日使用終了日主な地域
A6 時間2026年12月1日2027年3月15日ランペドゥーザなど南部の諸島
B8 時間2026年12月1日2027年3月31日アグリジェント、カターニア、クロトーネ、
メッシーナ、パレルモ、
レッジョ・ディ・カラブリア、
シラクーザ、トラーパニ
C10 時間2026年11月15日2027年3月31日ナポリ、バーリ、ベネヴェント、ブリンディジ、
カリアリ、カゼルタ、カタンツァーロ、コゼンツァ、
インペリア、ラティーナ、レッチェ、オリスターノ、
ラグーザ、サレルノ、サッサリ、ターラント
D12 時間2026年11月1日2027年4月15日アンコーナ、アスコリ・ピチェーノ、アヴェッリーノ、
アルベロベッロ、カルタニッセッタ、キエーティ、
フィレンツェ、フォッジャ、フォルリ、ジェノヴァ、
グロッセート、イゼルニア、ラ・スペツィア、
リヴォルノ、ルッカ、マチェラータ、
マッサ・カッラーラ、マテーラ、
ヌーオロ、ペーザロ、ペスカーラ、ピサ、
ピストイア、プラート、 ローマ、サヴォーナ、
シエナ、テラモ、テルニ、ヴェローナ、
ヴィボ・ヴァレンティア、ヴィテルボ
E14 時間2026年10月15日2027年4月15日アレッサンドリア、アオスタ、アレッツォ、アスティ、
ベルガモ、ビエッラ、ボローニャ、ボルツァーノ、
ブレシア、カンポバッソ、コモ、クレモナ、エンナ、
フェラーラ、チェゼーナ、フロジノーネ、
ゴリツィア、ラクイラ、レッコ、ロディ、
マントヴァ、ミラノ、モデナ、ノヴァーラ、
パドヴァ、パルマ、パヴィア、ペルージャ、
アッシジ、ピアチェンツァ、 ポルデノーネ、ポテンツァ、
ラヴェンナ、レッジョ・エミリア、リエーティ、
リミニ、ロヴィゴ、ソンドリオ、トリノ、
トレント、トレヴィーゾ、トリエステ、
ウディネ、ヴァレーゼ、ヴェネツィア、
ヴェルバーニア、ヴェルチェッリ、ヴィチェンツァ
F制限なし制限なし制限なしベッルーノ、クーネオなど、アルプス周辺
2026/2027年度 冬季

「Classificazione climatica 地域名」で検索するとお住いの地域の分類がわかります。

例えばアッシジの場合、「Zona E」に分類されるため、2026年10月15日~2027年4月15日の期間で、1日あたり最大14時間まで使用することが可能です。

ただし、急な気温変化などに対応するため、この基準は各自治体の判断で変更される場合もあります。

設定温度の指定がある?

2026年度は19℃~20℃を保つように決められています。

±2℃は許容範囲ですので、暖房の設定温度も18~22℃で設定しましょう。

各リスカルダメントの使い方と注意点

個別制御式暖房(Riscaldamento autonomo)

家全体のリスカルダメントとつながっていて個別宅でオン・オフできるパターンや、テルモシフォーネ単体についている制御装置を回して個別に流れるお湯の量を調整するパターンがあります。
好きな時に稼働させることができる反面、切り忘れに注意しましょう。

サーモスタット式

設定温度と使用時間帯を指定して使用する自動タイマー式です。
基準温度を下回ると自動で稼働し、部屋が温まると自動でオフになります。

タイマーの調子が悪いと思った時は、設定パネルの電池を確認しましょう。一度、リスカルダメント稼働中に設定パネルの電池が切れ、稼働したままで制御できなくなり、結局は給湯器自体をオフにすることになった経験があります。

セントラルヒーティング(Riscaldamento centralizzato)

集合住宅などで多いタイプです。個別宅では調整できず、温度やオン・オフは管理人側で一括制御されています。また、冬場の共益費に金額が上乗せされていることが多いです。

その他にも、Amazonなどでは、ファンヒーターや電気毛布も売っていますし、メルカートでは湯たんぽもあります。光熱費が気になる場合やリスカルダメントだけでは寒い場合はヒーターも併用して寒さをしのぎましょう。

まとめ

今回は、イタリアの暖房について解説しました。定められた基準を超えたからといって、警察によるチェックが入ったとは聞いたことはありませんが、違反には一応罰金が設定されているようなので注意する必要があります。ただ、近年の光熱費高騰によりそこまでフル稼働させているご家庭は少ないのではないでしょうか。元アッシジ在住の管理人も厚着で乗り切り、暖房は一切稼働させずに冬を過ごしています。

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