スーパーマーケットで買い物がしたい!野菜の買い方・レジでの支払い方法など

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Ciao!今回はスーパーマーケットでのお買い物の仕方を解説します。

目次
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イタリアのスーパーマーケット

現地の食生活を体験できるスーパーマーケットは各国・各地ごとに特徴があり、楽しいものですよね。郊外にあるような大型スーパーでは見たことがないような商品や多くの種類にワクワクするものです。ボローニャ郊外のFICO World Eatalyは食のテーマパークとして有名ですし、1度行ってみたいですね。
ただし、ちょっと日本とは違う点もあるので、今回はご紹介します。

初めに、イタリア国内で展開しているチェーンにはいくつか種類があります。
Aldi、Carrefour、Conad、Coop、Esselunga、Eurospin、Lidl、PAM、Pennyあたりが主要なスーパーマーケットチェーンでしょうか。Coopは日本でもおなじみのコープです。その他、地域密着型・都市型・郊外型など多くの種類があります。

地域によっても展開数に違いがあるので面白いですよ。例えば、フィレンツェでよく見かけたEsselungaはウンブリア州では全く見かけませんね。お野菜が新鮮でよく通っていたのですが…その代わり、EmiやTigreが比較的コスパが良い印象です。
個人的にCarrefourやPAMは都市型にしか行ったことがないからかもしれませんが、少々お高めな印象があります(笑)

なお、リュックサックや他店で購入した紙袋など大きな荷物は、万引き防止の観点から、入口のカスタマーセンターに預けるように指示されることもあります。

みなさんのオススメのスーパーはどこですか?

価格表示について

日本との大きな違いのひとつが価格の表示方法の違いです。

イタリアの値札には、基本的に1kgあたりの価格で表示されています。

個別包装のものにも、パックや缶・瓶単位での値段の他に、小さく1kgあたりの値段が書かれています。

価格比較には非常に便利な表示方式なのですが、少量の野菜やお総菜など自分が購入する量自体の値段がパッとわからないのは不便ですね。例えば、2,89€/kgのトマト1個当たりは100gもないでしょうし、いまだに慣れないシステムです…(笑)1人分のお惣菜でも重量があり、思ったより高かったなんてことも頻繁にあります。

消費期限の表示方法

商品の消費期限はイタリア語で「scadenza(スカデンツァ)」といいます。
年月日の記載方法も日本とは違って日/月/年の記載なので注意しましょう。
たとえば、
「scadenza 12/2024」は、2024年12月が消費期限
「scadenza 12/5/24」は、2024年5月12日が消費期限
となります。

野菜の買い方

日本のようにすべてが包装されているわけではありませんので、初めは戸惑うかもしれませんね。
パック包装されているもの以外は、自分でバーコードを貼る仕組みです。

STEP
野菜を入れるビニール袋を取る

野菜売り場に置いてある専用のビニール袋を取ります。一緒に使い捨ての手袋も取りましょう。
なお、ビニール袋が有料である場合もあります。

STEP
商品を選ぶ

買いたい品物を選び、1で取った袋に入れます。値札に書いてある番号を覚えておきましょう。
なお、袋の口を縛ることは必須ではありません。

STEP
計量する

選んだ野菜を袋ごと量りに乗せて、値札に書いてあった商品番号を押します。
今回購入したトマトは、53番ですね。
番号ではなく、イラスト付きの野菜の名前を直接選ぶ場合もあります。

STEP
バーコードを貼る

量りについている機械からシール状のバーコードが出てくるので、品物が入った袋のわかりやすい位置に貼ります。
今回は、1㎏2,89ユーロのトマト「POMODORO OBLUNGO」を285g購入するので、0,82ユーロでした。

1枚の袋に数種類の野菜を入れることもできますが、バーコードシールは野菜の種類分貼ってください。

STEP
レジで精算

パン・チーズ・惣菜・海鮮類・肉類の買い方

パック売りになっているものは、1パック当たりの値段で記載されているので簡単ですね。
好きなものを買い物カゴに入れましょう。

ショーケースに陳列されているものは、店員さんに注文して取り分けてもらう形式です。
何人分・何gといった注文方法の他、何ユーロ分とお願いすることもできます。
会話が必要となりますが、指差しでも大丈夫です!
なお、お惣菜にフォークなどは基本的に付属していませんので、必要ならば聞いてみてください。

STEP
受付番号を取る

各コーナー内にある受付番号を取ります。
大型スーパーの場合はタッチパネルでパン・惣菜・肉加工品などの部門を事前に選ぶ場合もあります。

STEP
注文

順番が来たら店員さんに欲しい商品と量を伝えましょう。

STEP
レジで清算

パッケージングしてもらった商品をレジで精算します。

1人分:per una persona (ペル ウナ ペルソーナ)
2人分:per due persone (ペル ドゥエ ペルソーネ)
100g:un etto(ウン エット)/cento grammi(チェント グランミ)
300g:tre etti(トレ エッティ)/tre cento grammi (トレ チェント グランミ)
※100g = etto(エット)
5ユーロ分の生ハム:Prosciutto da 5 euro(プロシュット ダ チンクエ エウロ)

レジにて

商品の袋詰めは、レジにて購入者自身がその場で行います。袋詰めのためのサッカー台はありません。

なお、レジ袋は有料です。自分でレジ下から必要な枚数のレジ袋を取ってレーンに乗せる場合や店員さんに○枚くださいと言う場合があります。「busta(ブスタ)?」や「sacchetto(サッケット)?」と聞かれたら袋は必要か尋ねられていますので、SìやNoで答えてあげてくださいね。
また、各スーパーオリジナルのおしゃれで丈夫な買い物袋も販売しており、日本へのお土産としてもオススメですよ。

たまに店員さんの愛想が悪かったり、商品を雑に扱うこともありますが、気にしないでください。いつものことです(笑)

STEP
商品をレジのレーンに乗せる

レジの前にあるレーンに自分で買い物カゴから商品のみを出して置きます。日本のようにカゴごと置くのはNGです。

前後の人の購入品との間には、レジにある仕切りを置くか、わかりやすく間隔をあけるようにしましょう。

また、買い物カゴはレジ近くの所定の位置に戻しましょう。

STEP
バーコードスキャン

店員さんが商品のバーコードをスキャンし、レジを通過させます。

STEP
袋詰め

レジを通過した商品から随時自分で袋詰めしてOKです。

STEP
支払い

現金・クレジットカードなどで支払います。現金はcash(キャッシュ)やcontanti(コンタンティ)、クレジットカードはcarta di credito(カルタ ディ クレディト)と言います。
レシートはかならず受け取りましょう。なお、レシートは施設を出るまでは捨てないでください。

まとめ

今回は、スーパーマーケットでの買い物方法を解説しました。初めてでは見慣れないシステムもあり、戸惑うかもしれませんが、慣れると簡単です。長期滞在、食費を抑えた旅行、現地の生活を体験したいという方にとってはスーパーの利用は必須です。お惣菜の閉店前の割引を狙うこともありますよ。この記事を参考に、初めてのイタリアでもスーパーマーケットでのお買い物にチャレンジをしてみてくださいね。

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