Servizio Sanitario Nazionale(SSN/国民健康保健)への義務加入手続き

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Ciao!イタリアの国民健康保険サービス(SSN/Servizio Sanitario Nazionale)に義務加入しました。
留学生の方は任意加入となりますので、手続きが変わります。こちらの記事を参考にしてください。

目次
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Servizio Sanitario Nazionale (SSN)とは

イタリア国籍を持つ人はすべての人に加入が義務づけられている国民健康保険です。滞在許可証の種類によっては不可ですが、基本的に外国人であっても加入は可能です。
州によってはServizio Sanitario Regionale(州の地域医療サービス)に加入となります。

何ができる?

医療サービスイメージ

イタリア国民と同等の医療サービスを受けることができます。

  • ファミリードクターの指定
  • 一部負担額での治療
  • 無料で入院医療が受けられる
  • 予防接種

など

対象者は?

義務加入(iscrizione obbligatoria)
労働滞在許可証の保有者(lavoro autonomo, lavoro subordinato, lavoro stagionale)
・家族滞在(motivi famigliari)
など

任意加入(iscrizione volontaria)
・学生(修学(studio)理由の滞在許可証を所持している場合)
・宗教活動への従事者
・ボランティア・プログラムに参加している外国人
・イタリアで活動する国際機関の外国人職員
・イタリアで活動する外国公館の外交・領事職員
など

加入資格なし
・ビジネスビザ
・観光ビザ
・医療ビザ

有効期限は?

lavoro subordinatoでローマの場合、労働契約書の有効期限まで

費用は?

無料

どこで加入できる?

居住している地域を管轄するASL(地域保健所)の窓口で申請します。
ちなみに、住民登録(Residenza)を完了してから行きました。

申請方法は?

雇用契約書を持っている被雇用者(lavoro subordinato)の場合です。

STEP
必要書類を持ってASL窓口で申請
STEP
保険証を受け取る

STEP1 必要書類を持って窓口で申請

受け取った申請受領証兼仮の保険証

必要書類

住民登録(Residenza)は事前に完了させておきましょう。

・滞在許可証のコピー(更新中は受領証セットのコピーも)

・雇用契約書のコピー(UNILAVでも可)

一応用意したもの

住民票or賃貸契約書or Dichiarazione di ospitalità

上記の書類を持って地域を管轄する保健所の窓口で申請します。
ローマのASL2の場合、予約なしで直接行っても大丈夫でした。

申請用紙も何も必要なく、2か所にサインを求められてほんの1分足らずで手続きは終了しました。
必要書類のコピーは、提出した後は返却されません。必ずコピーを持参しましょう。

STEP2 保険証を受け取る

申請時に仮の保険証(紙の加入証明書)を受け取りますが、後日プラスチックカードのTessera Sanitaria(保健証)が1ヶ月以内にAgenzia delle Entrateから普通郵便で郵送されてきます。郵送先は、住民票にある(税務署が把握している)住所です。

今回は2025年1月25日に申請し、2月8日にローマの自宅へ届いたので2週間ですね。

有効期限は労働契約書の期限通りと聞いていたのですが、カードは6年後の日付までになっていました。

参考

在イタリア日本国大使館「国民健康保健サービス(SSN)加入方法のお知らせ」
https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00593.html

イタリア政府保健省
https://www.salute.gov.it/portale/assistenzaSanitaria/dettaglioContenutiAssistenzaSanitaria.jsp?lingua=italiano&id=1764&area=Assistenza%20sanitaria&menu=stranieri&tab=1

まとめ

今回は、国民健康保険(SSN)の義務加入について、特に雇用契約書を持っている被雇用者の立場での手続き方法について解説しました。イタリアでの労働者は外国人であっても全員加入の義務がありますので、忘れずに申請・登録しておきましょう。手続きも簡単ですよ。

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