【Carnevale】楽しみたい!イタリアのカーニバル

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Ciao!2月はカーニバルシーズンということで、イタリアのカーニバルをご紹介します。

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カーニバルとは?

イタリア語では、carnevale(カルネヴァーレ)。カトリック圏のクリスマスシーズン終了後(公現祭)から四旬節(復活祭までの40日間)までの期間であり、「謝肉祭」とも言います。

カーニバルの語源は、俗ラテン語の carnem(肉を)levare(取り除く)に由来する。元々は四旬節が始まる「灰の水曜日(Mercoledì delle ceneri/メルコレディ デッレ チェネリ)」の前夜に開かれた、肉に別れを告げる宴のことを指した。

Wikipedia「謝肉祭」より引用

パスクア(イースター)が移動祝日ですので、カーニバル期間も毎年違います。

2024年の「灰の水曜日」は2月14日です。したがって、今年のカーニバルシーズンは1月7日~2月13日ということになります。また、カーニバル最終日の火曜日は「肥沃な火曜日(Martedì grasso/マルテディ グラッソ)」といい、お祭り騒ぎの宴を行っていたことがカーニバルの起源とも言われています。
四旬節の間、敬虔なカトリックの家庭では、金曜日に肉類を避けるなど小断食を行うこともあります。カーニバルは、四旬節の節制生活前に思いっきり楽しんでしまおう!という期間ですね。

どんちゃん騒ぎのお祭りは、ギリシアのディオニュソスやローマのサトゥルナリアなど非常に古い祭事にも見られ、これらの伝統がキリスト教と融合した結果カーニバルが生まれたとも言われています。

この時期は、どの街でも子供たちを中心にいろいろな仮装を楽しみます。特に2月の週末は広場に小さなプリンセスたちが多く集まりますよ。広場や道路に残る紙吹雪は、カーニバルの名残です。

各地のカーニバル

ヴェネツィア(Venezia)

イタリアのカーニバルといえば、真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?幻想的な仮面や仮装に身を包んだ紳士淑女が街を彩るヴェネツィアです。

サンマルコ広場では仮装コンテストが行われ、様々なところで撮影会が行われています。一声かければ、気軽に撮影に応じてくれますよ。特に老舗のカフェ・フローリアン(Café Florian)は、まさにタイムスリップしたかのような雰囲気です。
また、お土産屋では5ユーロくらいのシンプルな仮面も販売されているので、それらを着けて散策するのもおすすめです。仮装の貸し出しもありますし、いつかは本格的に仮装して参加したいものです。

観光シーズンのピークでもあり、小さな路地にまで身動きが取れないほど人々がいっぱいです(笑)宿泊場所は早めに確保しましょう。

2024年は1月27日~13日まで開催されます。

詳しくは、https://www.carnevale.venezia.it/

ヴィアレッジョ(Viareggio)

トスカーナ州が誇るリゾートビーチ沿いでは、迫力満点なギミックの山車が登場します。1873年から始まり、2023年で150周年を迎える伝統あるカーニバルです。

2024年は2月3日、8日夜、11日、13日夜、18日、24日に開催されます。

カーニバルのパレードエリアに入場するために入場料が必要です。
・日にち指定1日券:22ユーロ
・オープン1日券:25ユーロ
・全期間の通し券:40ユーロ~
詳しくは、https://viareggio.ilcarnevale.com/

ボローニャ(Bologna)

美食の街ボローニャの中心街では、メインストリートVia dell’Indipendenzaを使った仮装パレードが開催されます。子どもたちのパレードなど街は紙吹雪でいっぱいです。

2023年は2月19日と21日に開催予定です。

カーニバルシーズンのお菓子

キァッキエレ(chiacchiere)

サクサクとした食感の揚げ菓子で粉砂糖がまぶしてあります。起源は古代ローマにまで遡ります。また、このお菓子は地域によって名称が違うそうです。30以上の呼び方があるようですよ。

アッシジのConadでは「frappe」の名称で販売されています。アルケルメスリキュールを加えた赤色のものもありますよ。
ウンブリア州北部では「chiacchiere」の名称が普及しているようです。みなさんの街ではどのように呼ばれていますか?

フリッテッレ(frittelle)

やわらかい食感の揚げドーナツです。
シエナでは、カーニバルシーズンにのみカンポ広場にフリッテッレのお店が登場します。お米のフリッテッレで中にはオレンジピールが練りこんであり、もっちりとした食感でオススメです。

まとめ

今回は、イタリアのカーニバルをご紹介しました。寒いですが、基本的に観光オフシーズンですので、ゆっくりと観光できます。この時期もオススメですよ。せっかくならイタリアでカーニバルを楽しんでみませんか?

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