【元現地ツアーアシスタントが教える】チンクエテッレ(CINQUE TERRE)の魅力

  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク

Ciao!前回に続き、チンクエテッレ内の各集落の歩き方やおすすめスポットをご紹介します。

目次
スポンサーリンク

リオマッジョーレ (Riomaggiore)

名前の由来は集落の下を流れる川があること。(Rio=川、maggiore=大きな)

チンクエテッレの写真でよく見かける風景の一つはこの集落にあります。駅を出て左側へ進めば、マナローラにもつながる遊歩道「愛の小道(Via dell‘amore)」。現在は2012年に発生した地滑りの影響で一部分のみが公開されています。

また、右側へ進むとトンネルを抜けてメイン地区へと進むことが可能です。トンネルを抜けた先のさらに下に進む細く小さな階段を降りてみてください。降りてもいいのか不安になるかもしれませんが大丈夫!トンネルを抜けると海側へ出ることができます。その左側の階段の上にある小さなテラスが定番の写真スポット。チンクエテッレと言えばよく見かけるフォトジェニックな写真を撮ることができます。
ちなみに、リオマッジョーレの船のチケット売り場はその小さなテラスにあり、船着き場は奥の階段降りた岩場にあります。

マナローラ (Manarola)

とても小さな漁村です。ラ・スペッツィア側から唯一大型バスで入ることができるので、現地ツアーやクルーズ船のショートツアーのグループが到着すると大混雑で身動きが取れなくなることもあります(笑)
あまり観光地化されておらず、漁のための船や人々の生活を垣間見ることができます。個人的には一番海が澄んでいると思います。海水浴するならこの集落がオススメです。結構深さがあるので、泳ぎに自信がある方限定ですが…

集落の中央に大きめのテラスがあります。そこから山側へ向かうトンネルの先に鉄道駅があります。トンネル内では山側で栽培されているワインのブドウ収穫の様子が紹介されています。公衆トイレは駅のそばにあります。
船着き場は、テラスから海側へ下っていき、岩場の先にあります。

コルニーリア (Corniglia)

唯一海岸に面していない崖の上にある集落で、唯一船で向かうことはできません。また、ここからヴェルナッツァへトレッキングで向かうこともできます。険しい道ですが、トレッキングコースからの景色は絶景ですよ。1時間ほどのトレッキングです。
コルニーリアの鉄道駅から集落へは長い階段を上って行く必要があります。

ヴェルナッツァ (Vernazza)

チンクエテッレの代表的な集落です。チンクエテッレと紹介される写真でよく見るのはこちらではないでしょうか?
駅は集落の中央に位置しており、1階へ降りると海へと続く大通りです。
よく見かける写真の撮影スポットは、1318年建設のサンタ・マルゲリータ(Santa Margherita)教会そばの道から、さらに山側の高台へとトレッキングコースへ入る必要があります。
海側の高台にはドリーナ要塞(Castello Dorina)あり、塔には2ユーロ前後で登ることが可能です。
船着き場は砂浜の向こう、防波堤の先にあります。

モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare)

夕日が山に映え赤く染まる様子から「Monte=山、rosso=赤、al Mare=海のそば」が名前の由来と言われています。

船着き場は旧市街地にあります。そこからトンネルを通って海岸線に沿って砂浜とホテルリゾートが広がる新市街地へ行くことができます。多くは各海の家が運営する有料ゾーンですが、無料ゾーンもあります。無料ゾーンはパラソルやビーチチェアがないエリアです。水着やバスタオルは売店でも購入できるので急な海水浴もOKです。なお、鉄道駅は新市街地の中央付近にあります。

番外編 ポルトヴェーネレ(Portovenere)

リグーリア州ラ・スペッツィア県にある港町で、チンクエテッレとともに世界遺産に登録されています。

まとめ

2回に分けてチンクエテッレの魅力を解説しました。ぜひ一度は行ってみていただきたい場所の一つです。観光シーズンの夏は毎日、人でいっぱいの大人気観光地です。冬は多くの店舗が閉まっているのでおすすめできませんが、人込みを避けたい場合、春や秋でも訪れる価値はありますよ!

[PR] チンクエテッレ国立公園のホテルを探す

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次