【日本入国】2022年イタリアから一時帰国した時の記録

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Ciao!今回は2022年8月上旬に一時帰国した際のことをまとめました。成田空港到着から空港を出るまで30分くらいでした。

目次
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入国時の必要書類

出国前検査証明書

出国前72時間以内に検体を採取した検査が有効です。
検査クリニックの任意フォーマットも認められるようになりましたが、できれば所定フォーマットで用意することをおすすめします。また、空港チェックイン時のために医師のサインがあった方が良いという体験談もあります。

任意フォーマットの場合は、以下の必須項目が英語で記載されていること及び該当項目にマーキングして、わかりやすくするようにとのこと。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 検査法
  • 採取検体
  • 検体採取日時
  • 検査結果
  • 医療機関名
  • 交付年月日

【水際対策】出国前検査証明書について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html

ワクチン接種証明書

ワクチンを3回接種していることが確認できる証明書。

イタリアから入国する場合は必要なし

「赤」・「黄」の区分の国・地域からの入国かつ、日本入国後の検査・待機期間の緩和を希望する場合は必要。

質問票

ファストトラックを使用しない場合に必要。

誓約書

イタリアから入国する場合は必要なし
検疫所が指定する宿泊施設または自宅等待機の対象者は必要。

厚生労働省ホームページ「水際対策」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

入国前手続き

8/3 09:20 家の近くでPCR Molecolare検査(出国30時間45分前/出国72時間以内)

   13:20 検査結果受け取り&ファストトラック登録

8/4 電車でローマまで移動。3時間20分前から搭乗手続き開始(16:05出発)

現在の検疫措置を確認

厚生労働省・入国者健康確認センターのHPで該当する検疫措置を確認します。
滞在国、3回目のワクチン接種の有無により判定されます。

厚生労働省・入国者健康確認センター 日本へ入国・帰国する皆様へ
https://www.hco.mhlw.go.jp/

8月現在、イタリアから入国する場合の区分は「」、「空港での検査」および「入国後の待機」は不要です。

PCR検査

  • 出国前72時間とは、国際線または国内線出発予定時刻から起算。
  • 検査結果の判明時刻ではなく、検体採取が出国前72時間以内。
  • test rapido(迅速検査)ではなく、test molecolare(分子検査)。

実際に利用したクリニックは昨年と同じく、アッシジ近くのLaboratorio LAB 2000 snc.(Via San Pio X, 62 – Santa Maria degli Angeli, Assisi (PG))費用は50ユーロでした。

指定フォーマットは検査時にプリントアウトしたものを持参して、記入できるところは先に目の前で記入してもらいます。そのあと、検査から4時間後時間後にメール添付にてPDF形式のすべて記入済みの日本の指定フォーマットとクリニックの所定フォーマットが送られてきました。
何も言わずとも、クリニック印・住所・医師のサインが入っていましたが、日本の規定では現在省略可となっています。ただし、SNSの情報では、空港でのチェックイン時に医師のサインがある方が良いとありますので、できればサインももらっておくと無難です。
印刷できる環境でしたら、記入済みの日本の指定フォーマットとクリニックの所定フォーマットの両方印刷しておきましょう。

搭乗予定のフライトが出発当日キャンセル又は大幅に遅延し、当初想定の 72時間を超えて出国する場合は?

変更後のフライトが検体採取日時から 72 時間を超えて 24 時間以内であれば、再度の取得は必要なし。つまり、変更後のフライトが検体採取日時から 96 時間を超える場合には、再度取得が必要です。

国内線でトランジットする場合は?

トランジットが目的で空港内に留まっている場合は、その場所での滞在歴はないものとされます。したがって、空港外に出ない場合は、出発地点の国内空港が「出国前 72 時間」の起算点となります。

国際線でトランジットする場合は?

経由国で入国するかどうかで変わります。

経由国での入国を伴わない場合 → 元の出発国での出発時刻が「出国前 72 時間」の起算点。

経由国の国内法の定めに従って経由国での入国を求められる場合 → 例えば、経由地の空港外に出た場合や空港外の宿泊施設で宿泊した場合。「出国前 72 時間」の起算点は、経由地での出発時間です。検査証明書の検体取得時間が経由地出発前 72 時間を超えている場合は、経由地にて検査証明書を取得する必要があります。

今回はカタールでのトランジットでしたが、空港内にとどまっていたため、イタリアのローマフィウミチーノ空港出発時刻が「出国前 72 時間」の起算点でした。

厚生労働省のQ&Aより抜粋
https://www.mhlw.go.jp/content/000825073.pdf

【経過日時計算に便利なサイト】
日時計算(終日時−始日時) – 高精度計算サイト
https://keisan.casio.jp/exec/system/1356066502

ファストトラック登録

無料でできるMySOS WebまたはMySOSアプリで行う事前申請です。搭乗便到着予定日時の6時間前までに完了する必要があります。

STEP
アプリをインストール
Google Playより抜粋

詳しくは、https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/

STEP
各利用規約・プライバシーポリシー・「日本に入国する皆様へ」を確認して同意する

よく読んで下までスクロール後、「同意する」や「確認」をタップします。

STEP
アカウント登録

パスポートに記載されている通りに入力します。
氏名は、パスポートに記載されている通りのローマ字で入力します。

STEP
必要なスマホの権限を許可

確認後「OK」をタップします。

STEP
12歳以下の同行者がいるかの確認

「はい」「いいえ」で回答します。

STEP
ファストトラック登録機能を使うかどうかの確認

ファストトラック手続きを行う場合は「はい」をタップします。

STEP
検疫手続事前登録

左下の「検疫手続事前登録」をタップします。

STEP
質問票WEBの回答

念のため最後に表示されるQRコードはスクリーンショットを撮っておきましょう。
入力データを削除し、初期画面へ戻ります。

STEP
誓約書の登録

内容をよく読んで、同意するにチェックして次へ。
最終確認の後、登録します。

STEP
ワクチン接種証明書の登録

PDF、JPEG、PNGで登録可能。登録自体は任意です。
3回目のワクチン接種証明書は、EUグリーンパスポートを登録しました。
デジタル庁が提供しているワクチン接種証明書アプリの場合は、スクリーンショットでOKのようです。

STEP
出国前72時間以内の検査証明書の登録

PDF、JPEG、PNGで登録可能。
日本の所定フォーマットのみを登録しました。メール添付されていたスキャン済証明書のPDFで受理されました。

STEP
登録内容が確認され受理されるのを待つ

15時05分に登録完了(日本時間22時05分)後、16時08分にはMySOSアプリで受理完了通知が届きました。

ゆっくりやっても30分くらいで登録完了します。
申請承認後、右上の設定から言語設定を日本語以外にするとチェックイン時などで便利かもしれません。日本語以外を選択すると、英語での表示になります。

ファストトラックについてよくある質問
https://www.hco.mhlw.go.jp/faq/fasttrack.html#2-5

空港でのチェックイン

ファストトラックに使用したMySOSアプリには「飛行機搭乗時に提示」とありますが、カタール航空では、実際にはMySOSアプリについて問われることはありませんでした。航空会社の間では認知されていないようでした。
また、オンラインチェックインを行っていましたが、荷物預けの際にPCR検査証明書の提示が必要でした。

検査証明書については、実際に記入したオリジナルではなく、メール添付の記入済み所定フォーマットを印刷したものを提示しました(医師のサイン入り)。PCR検査結果証明書は所定フォーマットかどうか聞かれましたので、所定フォーマット以外だと確認に時間がかかりそうな感じでした。また、登録のためにスマホで撮っていたようですので、印刷できるようなら紙で用意するとスムーズでしょう。

到着後について

8/5 18:35成田空港到着。18:45降機。19:15にはスーツケースを受け取り空港外へ

降りたら空港のフリーwifiに接続するなどして、MySOSアプリのファストトラック承認画面をすぐに用意しましょう。途中でファストトラック申請済みの画面を見せて、検疫ブースで提示する青色か赤色の紙を受け取ります。

ファストトラック承認画面が青色の方は、検疫で
① 承認後のQRコード
② 先程受け取った青色の紙
③ パスポート
を提示します。

ファストトラック承認画面が黄色赤色の場合は、検疫で
① 承認後のQRコード
② 先程受け取った赤色の紙
③ パスポート
④ 接種証明書の原本
を提示します。

検疫通過後は通常通り、入国審査及び税関の後、スーツケースを受け取り空港外へ。
イタリアから入国の場合は、自主待機などは必要ないので公共交通機関で自宅へ移動することが可能です。

まとめ

今回は、8月初めに日本へ一時帰国した時のことを解説しました。昨年に比べて到着後の検査や自主隔離が必要ない分かなり楽でしたが、最難関である出国前PCR検査は変わりませんし、いったん陽性になってしまうと治癒して陰性になるまで日本への入国はできません。事前に、コロナ陽性になった場合のサポートがある保険に加入するなど、帰れない場合のことも想定しておく必要があります。気軽に海外旅行というのはまだまだハードルが高そうです。

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