
Ciao!先日、初めてサルデーニャ島に上陸しました!
サルデーニャ島とは?




サルデーニャ(Sardegna)は、イタリア半島の西側に浮かぶ地中海ではシチリアに次いで2番目に大きい島。島全体でサルデーニャ特別自治州を構成しており、イタリアの中では3番目に広い面積を持つ州です。州都は南部のカリアリ(Cagliari)。
島の形に見覚えはありませんか?混沌に神が足を踏み入れ、その後にできた島がサルデーニャであるという伝説が残っています。イタリア半島はブーツに例えられることが多いですが、サルデーニャは靴跡ですね。実際、古代ギリシャ人からはサンダリオン(Sandalyon)と呼ばれていたそうです。
サルデーニャの歴史は非常に古く、新石器時代には人類が生活していた跡が発見されています。また、先史時代には独特の石造りの構造物に代表されるヌラーゲ(Nuraghe)文化を形成しました。ヌラーゲとは石造りの砦兼住居で、島外からの侵略に対する防御の役割を果たしていました。バルーミニにあるヌラーゲ遺跡『スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ』は1997年にユネスコの世界文化遺産に選定されています。
サルデーニャは文化的にもイタリア半島とは異なる特徴を持ち、比較的長寿で有名なイタリアでも、殊更「長寿の島」としても知られています。その他、「陰の国」と呼ばれた中央内陸部では、現在でも伝統的な黒装束を身に着けて生活している地域もあるそうです。
一般生活になじみ深いサルデーニャ文化圏の代表例としては、サルデーニャを代表するビールの名前であり、古代フェニキア人から呼ばれていた地名である「イクヌーザ(ラテン語でIchnusa)」。また、英語でイワシを意味する「サーディン(sardine)」の語源は、ラテン語の「sardina(サルデーニャの)」といわれています。サルデーニャ島周辺でこの小魚がよく獲れたことが由来だそうですよ。
サルデーニャには希少種を含む自然が残されており、保護にもかなり積極的です。環境保護のため、非常に厳しいルールが設けられています。イタリア随一の海の美しさで世界中から多くの人々がビーチバカンスに訪れていますが、注意事項を遵守しない場合、罰金もありますので注意しましょう。
1週間くらいビーチでのんびりする人が多く、海岸線沿いの街は比較的コストもお高め。北東部のエメラルド海岸には超高級リゾート地で世界中からセレブがバカンスに訪れます。
環境保護やビーチ環境の保護から厳しい禁止事項が設けられています。(違反には厳しい罰則あり)
・砂・小石・貝殻の持ち出しの禁止
・ビーチでのパラソルの制限
・ビーチでのタオルの直接敷き禁止
・ビーチでの喫煙・ゴミ捨て・ペットの入場の禁止
・ビーチでのシャンプーや石鹸の使用の禁止
・制限区域(Budelli島のピンクビーチなど)への立ち入り禁止
サルデーニャの郷土料理・工芸品






海の幸山の幸が豊富です。からすみ(ボッタルガ)やパスタ、チーズ、オリーブ、ワインをはじめとして、是非味わっておきたい郷土料理が多くあります。パンの一種である薄焼きのパーネ・カラザウがサルデーニャのレストランでは普通のパンと一緒に提供されます。
工芸品としては、金細工やアルゲーロのサンゴを使ったジュエリー、コルクの木などを用いたの木工品、伝統的な折りたたみナイフなどがあります。管理人もコルク製のバッグと扇子を購入しました。
サルデーニャの主な都市やスポット
北部
オルビア(Olbia)

サルデーニャ島の北東部の玄関口。周囲には良質の砂浜が多くビーチリゾートに最適。オルビアの街自体にはあまり観光スポットはないが、周囲に比べると宿泊施設も比較的安価です。交通の拠点にもなっているのでこの地を拠点に北部を周るのもオススメです。
中世時代にはガッルーラ国 (Giudicato di Gallura) の首都。
エメラルド海岸(Costa Smeralda)

ポルトチェルボ(Porto Cervo)を中心に、世界中のVIPが集まる超高級リゾート。有名ブランドやヨットハーバーが立ち並び、散策には良いが、ホテル所有のプライベートビーチが多く、気軽に行けるビーチは少なめ。滞在日数が少く、付近に宿泊するのではないのであれば、ラ・マッダレーナ諸島のほうがおすすめ。
ラ・マッダレーナ諸島(La Maddalena)

パラウ(Palau)が玄関口になっており、船で行くことができます。各島のビーチで海水浴をしたり、ラ・マッダレーナ島で散策したりできるツアーもあります。
アランチ海岸(Golfo Aranci)
比較的庶民的なビーチが広がります。オルビアから電車で行くことができ便利。途中駅にもきれいな無料ビーチがありますが、近くに売店もなく、駅にも切符売り場などはないので、事前の準備が必要です。
北西部
サッサリ(Sassari)

サルデーニャ島の第2の大きさを持つ都市。北部の政治・学問の中心。サンナ国立考古学博物館には、ヌラーゲ時代の展示が充実しています。午後や日曜日は比較的休業となっているスポットが多いので、訪問時は時間に注意。
アルゲーロ(Alghero)

サルデーニャ島の空の北西部の玄関口。サルデーニャ島で一番の観光地。
夜遅くまで多くの人がで歩いているので比較的安全に感じました。
中央部
ヌオロ(Nuoro)
「野蛮人の地」と呼ばれたサルデーニャ内陸部を代表する街。個人的には、次回行きたい地のひとつです。
南部
カリアリ(Cagliari)

サルデーニャ州の州都。サルデーニャ島の経済の中心地で南部の玄関口。
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ(Su Nuraxi di Barumini)
バルミニにある最大級の規模を持つヌラーゲ。ユネスコ世界遺産。
サルデーニャの交通について
主な空港
イタリア国内やヨーロッパからの各都市からLCCなどが発着しています。

北部
オルビア空港(Aeroporto Olbia Costa Smeralda)
空港コードはOLB。
オルビアの街からバス10番線・2番線などで約10分。
アルゲーロ・フェルティリア空港(Aeroporto di Alghero)
空港コードはAHO。
アルゲーロの旧市街からバス3番線などで約30分
南部
カリアリ・エルマス空港(Aeroporto di Cagliari Elmas “Mario Mameli”)
空港コードはCAG。
カリアリの市街地から電車やバスで約40分
主な港
主なフェリー会社としてTirreniaやMoby、Grimaldi Linesなどが就航しています。

北部
オルビア港(Porto di Olbia)
ローマ・チヴィタヴェッキアから一番近い港。深夜便だと朝6時頃に到着します。
その他、ジェノヴァやリヴォルノなどからの発着があります。
ポルト・トレス(Porto Torres)港
ジェノヴァやフランス、スペインなどからの発着があります。
南部
カリアリ(Cagliari)港
ナポリやトラパーニ、パレルモなどイタリア南部からの便を中心とした発着があります。
島内での移動


レンタカーなど車なしでは非常に難しいのですが、主要な観光地ではバスと電車を使った移動が可能です。(時間にはかなり余裕を持った方がいいですが)
サルデーニャ州が運営する公共交通機関に関するHP
https://www.sardegnamobilita.it/
バス/電車(ARST社)
https://www.arst.sardegna.it/
電車(Trenitalia社)
本数や行き先も多くなく、長距離はCagliari- Olbia Terranova間、Olbia Terranova-Sassari間、Olbia Terranova- Golfo Aranci間くらいしかありません。
https://www.trenitalia.com/en.html
サルデーニャ島行きの航空券・船チケットを購入するときの注意点
島民向けの特別料金で購入しないように注意。
サルデーニャ州の住民や通勤者、親戚がいる人向けの料金が必ず設定されています。料金が安かったり、荷物サイズや個数が優遇されていたりと様々な特典がありますが、島外の人には適用されませんので、注意が必要です。
搭乗/乗船時に身分証の確認があります。観光客が島民用の特別料金で購入していたことが発覚した場合、正規料金で再購入または搭乗/乗船拒否となる場合があります。
まとめ
サルデーニャ州について行く前に知っておきたいことをまとめました。車なしでの移動は正直難しいです。ですが、公共交通機関で回ることも不可能ではありません。2026年の夏に5日間旅しましたが、ほんの少ししか回ることができませんでした。まだまだ情報が少ない地ですので、少しでもお役に立てれば嬉しいです。


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