【ヴァチカン市国(VATICANO)】ヴァチカン美術館の現地オプショナルツアーに参加してみた

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Ciao!今回は、現地のオプショナルツアーに参加してきました。その様子をレポートします!

目次
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今回参加したツアー

「みゅう」とは、1967年創業の老舗ツアー・オペレーターである(株)ミキ・ツーリストが運営するヨーロッパの個人旅行専門のブランドです。ミキ・ツーリストはHISのグループ会社ですね。今回のツアーに関しては、現地子会社のMiki Travel Agency Italia S.R.L (Italy)によって運営されています。
ちなみに、今回は現地ツアーのオンライン予約サイトのkkday経由で申し込みました。

当日の様子

集合

午前中のツアーに参加しました。
当日は8:35に地下鉄A線チプロ(Cipro)駅の改札外に集合。
ヴァチカン美術館やサンピエトロ寺院の最寄り駅であるOttaviano駅ではなく、隣駅です。

階段を上った先にある「地下鉄Mのマークの看板の下」が集合場所です。
集合場所には無料の給水所もありました。ツアーの前にお水を入れることもできるので便利ですね。

集合時間10分前に行ってみると、ガイドさんが[みゅう]のボード持って待っていてくれました。本日の一番乗りだったようです(笑)
念のため、バウチャーも印刷していきましたが、必要はありませんでした。名前をガイドさんに直接伝えてチェックイン完了です。他の参加者が集まるまで少々待機です。

本日のガイドさんは日本語を流暢に話すイタリア人女性。明るくてお話が楽しいチャーミングな方です。

海外の団体ツアーだと集合時間になっても来ない人は自己責任。不参加とみなされ、遅刻者の到着を待たずに容赦なく出発します。なので、必ず集合時間前にはついておきたいところです。
バウチャーには、緊急連絡先(コールセンターの場合もあり)も書かれています。万が一遅刻しそうな場合は、すぐに連絡してどうすればよいか指示を仰ぎましょう。

出発

無事に全員が揃ったので、予定通り8:45に出発しました。参加者は全員で10名ほど。

まずは、徒歩でヴァチカン美術館へ移動します。
ガイドさんが持っている目印「ひまわり」を見失わないように追いかけます。
途中にある教会の歴史やヴァチカンの歴史、ローマの基本情報、お役立ち現地情報などを挟みながら移動しました。まだイヤホンはないので、ガイドさんのそばにいた方が説明を聞きやすいですね。

ヴァチカン美術館前の階段でガイドさんから美術館のチケットを1枚ずつ受け取ります。
ここは他の多くのツアーの集合場所になっているみたいですね。

ヴァチカン美術館到着

8:50に入口に到着しました。
予約は9:00なので、もう少し待つ必要があるそうです。待機列に並んで時間が来るのを待ちます。

ヴァチカン美術館入場

9:00になったので、入口へ進みます。
個人で来たときはゲート1だったのですが、今回はゲート3のようです。グループ用みたいですね。
パスポートチェックがあるので、身分証(パスポート/コピー可)は必ず持って行きましょう。

セキュリティチェックを抜けて展示場へ向かいます。

大きな荷物(目安 40×35×15cm以上)やリュックサック、長傘、ガラス製品の持ち込みは禁止されています。無料のクロークルームがありますが、預けるのに時間がかかるので持っていかないようにしましょう。。

美術館内で使用するイヤホンが配られます。耳に引っ掛けるタイプで少々重いですね。

イヤホンが配られた後は、展示場の入口(上階)までエスカレーターで移動します。

中庭

中庭にあるシスティーナ礼拝堂の説明用パネル

展示場の入口でサンピエトロ大聖堂のクーポラが見えるのでちょっとした写真タイムの後、まずは階段を下りて中庭へ移動しました。

システィーナ礼拝堂内でのガイディングは全面禁止されているので、先にここのパネルでシスティーナ礼拝堂内部の解説を詳しく行うそうです。

システィーナ礼拝堂のパネル前でヴァチカン市国の歴史やシスティーナ礼拝堂にある各フレスコ画や絵画の説明をしてくれます。

説明の後は、20分ほどの写真タイムとトイレ休憩。
休憩中にはガイドさんに近くのレストラン情報やこの後のスケジュール相談をしている方も多かったです。

9:50に改めて出発。
いったん美術館の一般出口方面へ進みます。出口へ続くジュゼッペ・モモの螺旋階段を説明して再度展示場の入口へ向かいました。美術館内で解散の場合は、各自でここまでたどり着く必要があるので、出口は先に確認しておいて損はありませんね。

ピーニャの中庭

松ぼっくりのオブジェがある中庭です。写真を取りながらピオ・クレメンティーノ美術館へ向かいます。
ベルヴェデーレ宮殿の窓からはローマの素晴らしい景色を見ることができます。ヴァチカン市国で一番の眺めだそうです。ベル・ヴェデーレ(Bel Vedere)はイタリア語で「眺めがいい」です。この宮殿名の由来であるんですね。

ピオ・クレメンティーノ美術館

ギリシャ・ローマ時代の古代彫刻が中心に展示されています。
八角形の中庭には有名なラオコーン群像、ムーサたちの間にはベルヴェデーレのトルソがあります。その他、パンテオンを模した円形の間の中央には一枚岩でできた世界最大級の水盤、最後には聖ヘレナの石棺が見どころだそうです。

燭台のギャラリー

入口に燭台が飾られているため、この名前が付いたそうです。
長い通路の両側にはギリシャ神話に関する彫刻をはじめ、ギリシャ・ローマ時代の彫刻が中心に展示されています。

タペストリーのギャラリー

両側に巨大な織物のタペストリーが展示されている通路。
いくつかのタペストリーに仕組まれたトリックに感心しながら次に進みます。

地図のギャラリー

当時の教皇領の地図が描かれた通路。
現在と変わらない地名や精巧さは当時の技術の高さをうかがわせます。

ラファエロの間

お目当てのひとつではないでしょうか?
有名な『アテネの学堂』他、ラファエロとその一派が手掛けた作品が続きます。

システィーナ礼拝堂

最後に圧巻のシスティーナ礼拝堂を訪問しました。今年のコンクラーベで大注目となった礼拝堂ですね。圧巻の一言です。
ミケランジェロの傑作『天地創造』や『最後の審判』などを自由に鑑賞します。
システィーナ礼拝堂内での写真・ビデオ撮影厳禁なので注意しましょう。
神聖な場です。大きな声でのおしゃべりも控えましょう。

ヴァチカン美術館のみプラン参加者

ヴァチカン美術館のみプランに参加している場合、システィーナ礼拝堂の前でガイドさんにイヤホンを返却し、後は自由解散です。

システィーナ礼拝堂を好きなだけ見学することもできますし、閉館時間までツアーでは見学ルートに入っていない絵画館(ピナコテカ)なども続けて見学することが可能です。なお、システィーナ礼拝堂の出口は左側にあるとのこと。
絵画館には、エキスポ大阪2025で展示予定であるカラヴァッジョの名作『キリストの埋葬』、レオナルド・ダ・ヴィンチの『荒野の聖ヒエロニムス』など数多くの傑作が所蔵されています。

なお、システィーナ礼拝堂近辺は一方通行。一度礼拝堂の出口を出てしまうと後ろに戻ることはできず、美術館の入口からやり直しです。

サンピエトロ大聖堂付プラン参加者

一方、サンピエトロ大聖堂付プランの参加者は、11:30に再集合した後、システィーナ礼拝堂の右側にある通り抜け通路からサンピエトロ大聖堂へ向かいました。イヤホンは通り抜け通路内で返却しました。

サンピエトロ大聖堂名地は自由見学とのことなので、大聖堂入口で解散。
通常サンピエトロ大聖堂へ広場から行く場合、長い列に並ぶ必要があることもあります。ツアーならシスティーナ礼拝堂からショートカットできるので、時間の節約にもなりオススメですよ。

システィーナ礼拝堂からサンピエトロ大聖堂への通り抜け通路を通ることができるのは、ヴァチカンの公認ガイドが一緒の場合に限ります。

ヴァチカン美術館の内部は見学者で大混雑。一度はぐれたら、合流することは不可能に近いです。はぐれた場合は、バウチャーの緊急連絡先(催行会社)に連絡した後、イヤホンを出口で返却してほしいとのことです。

↓今回参加したツアーの公式ショップはこちら

まとめ

今回はみゅうの現地ヴァチカン美術館ツアーに参加して詳しくレポートしました。ヴァチカン美術館を隅々まで見ようとすると1日がかりとなります。日本語ガイドさん付きだと重要ポイントを押さえて効率よく回ることができますし、日本語での作品解説でより理解が深まります。チケットを自分で用意しなくていい点も楽ですね。絵画館など一部の区画には行かない点が少々マイナスですが、結果的には満足なツアーでした。ちなみに、絵画館へ行くのはほんの一部のツアーだけのようです。

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