【社会人留学】大都市か地方都市か問題について考える

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Ciao!2025年の新年1回目のテーマは、ご質問でも多いどこの都市に留学するか問題について考えたいと思います。

目次
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大都市

例:ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリ、ボローニャ、トリノ、パドヴァ、パレルモなど

大きな総合大学も多く、若者も活発です。毎週どこかでイベントもありますし、日帰り旅行にも行きやすく、飽きることも少ないでしょう。ただし、イタリア人以外との交流も多く、意識してイタリア語を使わないと習得は難しいかもしれません。
家賃の予算オーバーの場合は、通う学校へバスや電車を使って1時間前後で通学できる郊外も検討してみると良いでしょう。

・日常生活しやすい
・アクティビティが多い
・生徒数が多く、国際交流できる
・就職先が多い
・チャンスが多い

・日本人同士で固まる傾向がある
・初級クラスでは、授業中の説明が英語の場合あり
・地元のイタリア人と知り合う機会が少ない
・家賃が高め&一人暮らしはかなり難しい

地方都市

例:アッシジ、ヴェローナ、ベルガモ、レッチェなど

イタリア語習得に専念できる一方、活動的な人には少々物足りないかもしれません。しかし、地元のイタリア人と仲良くなる機会は多いです。
中~長期の場合は、できるだけ移動や生活がしやすい場所を選ぶことをおすすめします。

・日本人が少ない&英語が伝わりにくい環境で、イタリア語習得に専念できる
・生徒数が少なく、学校のケアも手厚い
・人とのつながりがある
・地元の人と仲良くなれば、かなりコネが使える
・1人暮らしでも家賃は抑えられる

・アクティビティが少ない
・移動手段やスーパーが少ない
・就職先が少ない
・閉塞的でコネ社会

日本語・日本文化理解者が多い

例:ヴェネツィア、ナポリ

イタリアで有名な東洋文化や日本語学科がある大学があるため、日本文化に理解がある人も多く、現地の人とも交流しやすいでしょう。

外国人大学がある

例:シエナ、ペルージャ

イタリアには外国人向けのイタリア語教育やイタリア語教授法、イタリア文化研究が行われている外国人大学が2つあります。その他、イタリア人向けの通常の大学もあり、地方の学生都市として生活しやすくオススメです。

学びたいテーマ別で決める

例えば、

  • 料理:ルッカ料理学院、各地でインターンシップ
  • サラミ・チーズ・バルサミコ:パルマやモデナ・ブラ
  • ワイン:ご自身の好きな銘柄が生産されている州
  • カフェ:トリエステ
  • 芸術全般:フィレンツェ、芸術院(アカデミア)がある都市
  • 皮製品やジュエリーなどの工房:フィレンツェ
  • ファッション:ミラノ
  • 陶芸:シチリア州・グッビオ・オルビエート
  • 大理石加工;カッラーラ
  • 音楽;ローマ・ミラノ・ヴェローナや音楽院(コンセルバトーリオ)がある都市
  • 歴史:ローマ
  • 海でのバカンス:リミニ、ヴィアレッジョ

など、イタリア語以外で学びたい・体験したいテーマに沿って決めるのもオススメです。

方言

イタリアには各地に方言がかなり残っています。同じ単語でも、地域によって呼び方が違うことの多々あります。イタリア語を教える学校では標準的なイタリア語を教えてくれますが、現代イタリア語のベースはトスカーナの言葉(ダンテの神曲で使われた言葉)だと言われています。
トスカーナ州は比較的現代文法に正確な会話を日常から行いますが、フィレンツェ周辺ではCの発音をしないなどの訛りや非人称表現をよく使うなどの方言も残ります。一方、ナポリや南部では、近過去に遠過去表現を使うなど日常生活と学校で使うイタリア語分法に相違がある場合もあります。

まとめ

結論としては、自分に合った都市に留学するのが一番だと思います。地方の環境は日本と似たような感じです。適度にアクティビティがあり、イタリア語を使用できるように常に外出するようにすれば、後は生活のしやすさで選ぶのが良いでしょう。旅行で来たことがない都市に長期留学を希望する場合は、一度2週間くらいお試しで留学してみることをおすすめします。また、1年以上の留学を希望している場合は、途中でも都市の移動が可能な複数の都市に学校を持つ比較的大きな学校を選ぶのが良いでしょう。
管理人の場合、語学留学時は1年の間に、始めはイタリア語専念ためにシエナ、その後インターシップのためにフィレンツェに移動しました。2回目は大学留学だったので、ペルージャで半年、キャンパスがあったアッシジで3年間を過ごしています。なお、現在の就職先はローマです。

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