【スマホ・SIM・インターネット】イタリアで購入するには?どこの回線がおすすめ?

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Ciao!今回は、イタリアで長期に渡って生活するには必須となる電話・インターネット回線契約について解説します。

目次
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イタリアでの番号は必要?

長期で生活する場合や留学生は、滞在許可証の手続きのためにも、早めにSIMを購入してイタリアの電話番号を取得することをおすすめします。
※滞在許可証申請時に携帯電話番号を書いておくと、追加書類が必要な場合や受け取り時などにSMSで連絡が来ます。

どこで契約できる?

各通信会社のショップやHP

インターネット経由の方が手数料などの面で安くなっている場合もありますが、店舗で直接聞くとサイトには載っていないプラン(Offerta)がある場合があります。また、イタリアで発行されたクレジットカードや銀行口座が必要になる場合がありますので、イタリアで生活し始めは、店舗で直接契約することをおすすめします。

契約時に必要なものは?

パスポートのみでOK

できれば、Codice Fiscale(個人納税番号)や住所を書いたメモを用意して行きましょう。

おすすめプランは?

イタリア人は、日常非常によく電話を使用します。そのため、通話・SMSが無制限(Minuti e SMS ILLIMITATI)となっているプランが多いです。通話もSMSもほとんどしない場合は、データ通信のみの契約でその他の通話やSMSは都度チャージした分から引き落とされる形で良いと思います。

どこの通信キャリア・プロバイダーがおすすめ?

家のインターネットも自分で契約しないといけない場合、SIMと同じ会社でまとめると安くなります。しかし、通信障害が起こった時には共倒れになるので注意が必要です。オンライン授業や仕事で使用する場合は、通信会社を分けておいた方が安心ですね。大都市ならば公共Wifiがあるので同じ会社でも大丈夫だと思います。
また、家の大家さんがネット回線を用意してくれている場合は、自分で契約した分はまとめないようにしましょう。大家さんへ請求が行ってしまいます。

大手4社(通信事業者)

TIM(Telecom Italia)

日本でいうNTT DOCOMOと言われています。元イタリア国営企業であるため、国内最大手で安定したネットワークを持ち、オススメです。

2022年9月に店舗で聞いたときは、通話・SMSが無制限、データ通信が月70GB(70 Giga al mese)ついて月8ユーロでした。

TIM 公式HP
https://www.tim.it/

Vodafone

日本の携帯電話初期に一時期あったあのVodafoneです。現在のSoftback。
イタリア以外にも滞在する予定がある方は、世界中にネットワークをもつVodafoneがおすすめです。

Vodafone 公式HP
https://www.vodafone.it/portal/Privati

Wind Tre

かつてあったWindとTreが合併して誕生した企業です。TIMやVodafoneに比べるとやや安いイメージがあります。

Wind Tre 公式HP
https://www.windtre.it/

Iliad

2018年に誕生した新しい通信会社です。

Iliad 公式HP
https://www.iliad.it/

格安SIM(携帯サービスプロバイダ)

PosteMobile

Vodafone回線を使用しています。Poste italianeが運営しています。

PosteMobile 公式HP
http://www.postemobile.it/

Fastweb

TIM – WindTre回線を使用しています。街中でよく見かけるようになってきました。

Fastweb公式HP
https://www.fastweb.it/

CoopVoce

スーパーマーケットのCoop(生協)が運営するイタリアで初めての携帯電話サービスプロバイダです。TIM回線を使用しています。

CoopVoce公式HP
https://www.coopvoce.it/

その他、各通信事業者が運営するものや、スーパーマーケットやエネルギー事業者などが販売する格安SIMが多くあります。

SIMカードの買い方

SIMフリー端末をお持ちの場合、SIMカードを購入するだけでOKです。
店舗で相談しながらプランを決めると良いでしょう。25歳以下に適用されるプランや海外への通話が安くなるプランなどいろいろあります。

初回の購入時にはSIMのアクティベート費用(40ユーロくらい)を直接支払います。
以降はチャージした分から月額費用やプラン外に使用した分が引かれていきます。

即日アクティベートしてもらうことが可能で、SIMカードをスマホに挿入すると数時間後から使えるものや数日間は仮の番号を使わないといけない場合があります。

スマホの買い方

SIMカードとともにスマホ本体も購入することが可能です。
日本と同じく、月々の分割払いの他、一括で購入することも可能です。

通信費の支払方法は?

プリペイド式です。クレジットカードカードからのオートチャージやアプリからのチャージの他、各通信会社の店舗やスーパーマーケット、タバッキでも電話番号を伝えてチャージすることが可能です。
チャージすることはRicaricare(リカリカ―レ/動詞)やRicarica(リカリカ/名詞)といい、「Vorrei fare ricarica da 10 euro(ヴォレイ ファーレ リカリカ ダ ディエチ エウロ)」で「10ユーロ分のチャージがしたいです」となります。

自宅で使用するインターネット回線について

街や施設の中での公共Wifiは日本よりも充実しています。そのため、家が公共Wifi圏内の場合、そちらを使用することも可能です。
個別に回線を引く場合、大都市圏では光回線(Fibra)が整備されていますが、郊外ではいまだにADSLのままの場所もあります。実際アッシジにある自宅はADSLです…オンライン授業にはそこまで支障はありませんが、やはりアップロードなど遅く感じることはあります。

契約方法は?

インターネット契約(モデム購入)をした後、開通工事が必要です。SMSや電話で工事日程を調整しますが、契約から2週間前後かかりますので、必要な方は早めに契約してしまいましょう。

費用としては、モデム購入費が必要です。通常、アクティベート費用は含まれています。また、壁にLAN用の差込口がない場合は、Amazonなどで変換アダプタ(Spina Telefonica Tripolare RJ11など)を購入して電話回線用の差込口から接続する必要があります。

モデムのほか、外出先で便利なSIMカードを挿入して使用するUSB型(Chiavetta/キアベッタ)もあります。しかし、日本で主流のポケットWifiは少ないです。

通信費の支払方法は?

Vodafoneの場合は、隔月間隔で支払います。

  • クレジットカードで自動引き落とし(日本で発行されたものは使用不可、またデビットカードも不可)
  • イタリアの銀行口座からの引き落とし
  • 紙の請求書を発行(発行手数料が1通についき2ユーロ、さらに契約時に請求書発行の手続き費用として25ユーロくらいかかりました。)

を選択することができます。

紙の請求書を発行した場合、請求書についている振込用紙を使って郵便局や銀行で支払う、バーコードを使ってタバッキやスーパーマーケットで支払うこともできる他、HPでオンライン支払い(デビットカードや日本のクレジットカードも使用可)も可能です。
請求書は、発行日から2週間くらいしてから届きますので、実質支払期間は5日ほどしかありません。そのため、いつも請求書発行日後すぐ、忘れないうちにオンラインでカード払いをするようにしています。

自動引き落としにしても良いのですが、イタリアは解約手続きが遅く、解約後も口座から費用が引き落とされ続ける場合があると聞いたので、都度請求書払いを選択しています。

参考までに…

管理人の場合

  • スマホ:TIM
    インターナショナルプラン(通話・SMSは無制限、データ通信は50Gまで無料。海外にかけるときに安いプランで、月9.99ユーロ)日本にかけるときは050Plusを使用しているのでもっと安いプランを変更したいです(笑)
  • インターネット:Vodafone
    データ通信無制限で月29ユーロ(タイミングが良ければ25ユーロくらいで契約可能)

また、EU圏内に旅行中の場合、EUローミング規則が2017年に発効されています。これにより、イタリア国内にいる場合と同じように、国外でも同じプラン・金額のままでスマホ・携帯電話を使用することが可能です。つまり、条約を批准しているEU圏内に限り、国際ローミング料金の適用はありません。

イタリアから日本へ国際電話をかける方法は?

イタリアから日本
  1. スマホの「0」を長押しして「+」を押します。
  2. 日本の国番号「81」を押します。ちなみにイタリアの国番号は「39」です。
  3. 相手電話番号の最初の「0」を除いた残りの電話番号を押します。

例1)03-1234-5678にかけたい場合、+ 81 312345678
例2)070-1234-5678にかけたい場合、+ 81 7012345678

安くかけるには?

現在は、無料で通話やテレビ電話できるものが多くあります。LINE・Zoom・WhatsAppなどが代表格でしょうか。

個人的に日本で必要な手続き(銀行など)に登録するため、IP電話を使用しています。『050 plus』に登録して日本の電話番号を取得、日本国内での通話料金が適応されたまま、イタリア-日本間での通話が可能です。

まとめ

今回は、イタリアでSIM・スマホ購入&インターネット回線契約について解説しました。
日本に比べると、料金は比較的安く抑えることが可能ですし、契約はそんなに難しいことはありません。是非ともチャレンジしてみてくださいね。

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