【タルクィニア(TARQUINIA)】世界遺産のネクロポリとエトルリアの街

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Ciao!今回は、ラツィオ州のタルクィニアに行ってきたのでレポートします。世界遺産のネクロポリとエトルリアに関して有数の博物館がある街です。

目次
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タルクィニアとは?

タルクィニア(Tarquinia)とは、ラツィオ州ヴィテルボ県にある小都市。エトルリアの街として世界的に知られています。エトルリア語ではTarkna、ラテン語ではTarquinii。

名前の由来は、エトルリア神話の伝説的な英雄タルコン。彼がタルクィニアの街を建設したとされています。当時の地中海有数の交易拠点であった主要港Graviscaに近い高台に建設され街は、エトルリアの十二都市同盟においては、最も古く重要な集落として機能していました。
紀元前3世紀前半にはローマに敗北し、周辺一帯はローマの支配地域となりますが、その後もローマ時代の自治都市のひとつとして繁栄しました。

エトルリア人が遺した墓地遺跡(ネクロポリス)が特に有名で、世界遺産『チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡群 (Necropoli etrusche di Cerveteri e Tarquinia)』を構成しています。

街の周囲には田舎の風景が広がります。高台にあるので天気が良ければ、10km先の海まで見えることも。古い教会巡りや中世の頃の建てられた塔もたくさん残っている趣ある街です。地図を片手に1日ゆったりと散策するにもおすすめです。

タルクィニアの見どころ

モンテロッツィのネクロポリ(Necropoli dei Monterozzi)

別記事で紹介に解説しています。

国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale di Tarquinia)

近隣エリアから発掘された出土品が展示されています。
いちばんの見どころは『有翼馬』。紀元前約4世紀頃のAra della Reginaの神殿の2頭の有翼馬のレリーフで、元の姿を現在でも保つ極めて貴重な展示品です。
牡牛を屠るミトラス神やケルベロスが施された棺など神話関連のモチーフが多く、個人的には、非常に興味深い展示品が多かったです。

Piazza Cavour, 1a, 01016 Tarquinia (VT)
10ユーロ(ネクロポリと共通券)
火-日:9:00-19:30
※月曜休館
詳しくは、https://pact.cultura.gov.it/museo-archeologico-nazionale-di-tarquinia/

タルクィニアの大聖堂(Chiesa di Santa Margherita/Duomo)

元々は12~14世紀に建設されましたが、現在の建物は1643年の火災後に復興されたものです。
内部にある聖母の物語を描いたフレスコ画(1508年)は必見。

Piazza del Duomo, 4, 01016 Tarquinia (VT)

サン・マルティーノ教会(Chiesa di San Martino)

街で最も古い教会です。基本的にはロマネスク様式ですが、長い年月を経て数多くの改修が施され、ピサ様式やアラブ様式など様々な様式の影響が共存しているのが特徴。
左側の身廊沿いには、聖アンナと聖母子を描いた貴重な15世紀のフレスコ画の一部が残ります。

Via S. Martino, 52, 01016 Tarquinia (VT)

スッフラージョの教会(Chiesa del Suffragio)

1750年頃に一部の市民の慈善行為による寄付で建造された後期バロック様式のファサードを持つ教会。

Piazza Giacomo Matteotti, 01016 Tarquinia (VT)

サン・フランチェスコ修道院(Chiesa di San Francesco)

13世紀末~14世紀初頭のゴシック・ロマネスク様式の教会と回廊、ルネサンス様式の井戸で構成されている修道院です。

Piazza Padre Alberto Daga, 1, 01016 Tarquinia (VT)

サンタ・マリア・イン・カステッロ教会(Chiesa di Santa Maria in Castello)

少しだけ、街の郊外にある教会。歴史は古く、1121年から建設が始まり、1208年に完成しました。1435年まで大聖堂として機能していましたが、その後は荒廃。ロマネスク様式で、中世初期のサンタ・マリア・アド・ルペス礼拝堂の跡地に建てられています。
現在は修復され、見学も可能ですが、日曜日の限られた時間のみなので要注意。

Via Porta Castello, 23, 01016 Tarquinia (VT)
日:10:00 – 13:00

タルクィニアの観光案内所

COTRALのバス停留所の前にある。無料の観光マップあり。

【夏季】毎日:9:00-13:00、16:00-19:00
【冬季】毎日:9:00-13:00、16:00-18:00
詳しくは、https://tarquiniaturismo.com/

タルクィニアへの行き方

公共交通機関でお越しの場合

  • チヴィタヴェッキアから:COTRAL社のバスTarquinia行きまたはTarquinia経由Viterbo行きで約25分。片道1.30ユーロ。
  • ローマから:チヴィタヴェッキアまで行き、COTRAL社のバス停に乗り換え。ローマ・テルミニ駅からチヴィタヴェッキア駅までは、Civitavecchia行またはPisa行の普通電車(R)で約1時間10分~25分、片道4.60ユーロ。
    • テルミニ駅のチヴィタヴェッキア行ホームは26~29番線から出発することが多いです。レオナルドエクスプレス発着ホームの右手側をさらに越えて、改札からに約10分かかります。早めに駅に行くことをおすすめします。

チヴィタヴェッキアのタルクィニア行バス停について

2026年2月現在、鉄道駅から徒歩約10分のドゥオモの前のバス停(Piazza V. Emanuele II # f232)から出発しますが、ドゥオモ真下ではなく、反対車線にあるバス停から発車します。街の方向的にはドゥオモ下の停留所に停まりそう(バスはすぐにUターンしてドゥオモ真下も通過)ですが、管理人が手を上げて運転手が気付いたにもかかわらず2回とも無視されました。結局、反対車線にあるバス停から乗り、予定より1時間遅れてタルクィニアに到着しました。ちなみに、比較的時間どおりに運行されています。

タルクィニアには鉄道駅もありますが、海沿いにあり、街からはバスで約10分または徒歩約35分離れています。コミュニティバスと電車の時間は連動しておらず、徒歩では歩道がないことや街は高台にあることからあまりおすすめできません。

詳しくは、
列車:Trenitalia
バス:Cotral

お車でお越しの場合

  • ローマから約1時間10分(90km)
  • チヴィタヴェッキアから約20分(22km)
  • ヴィテルボから約40分(45km)
  • チヴィタ・ディ・バーニョレージョから約1時間10分(74km)
  • オルヴィエートから約1時間25分(86km)

まとめ

タルクィニアについて詳しく解説しました。エトルリア文化に興味がある方には特におすすめです。世界遺産のネクロポリスはぜひ見ておきたいところですね。古代から発展してきただけあって、中世にかけての建造物も多く残ります。古い教会や塔などが街のあちこちに散りばめられており、すべて見て回るのには時間がかかりました(笑)

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