【旅行・短期滞在向け】イタリアでインターネットを使いたい!

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Ciao!今回は、イタリアのインターネット事情と海外に行く際のインターネット接続方法について解説します。

目次
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イタリアでインターネットに接続する方法は?

観光地の街中やホテル、レストランなどでは、基本的に無料のWiFiが整備されています。しかし、セキュリティの面では心配はつきものです。

個人的には、SIMフリー端末を持っていない場合や、PC・タブレットなど同時に複数台接続する場合は、モバイルWiFiルーターをレンタルします。また、SIMフリーを持っていて、あまりデータ通信や通話をしない場合はeSIMを購入して利用するのが良さそうですね。

  • どのくらいのデータ使用量が必要なのか
  • 通話機能は必要か
  • SIMフリーの端末なのか

など、自分の用途に合った方法を選びましょう。

スクロールできます
現地ツーリスト用SIMeSIMモバイルWiFiルーター国際ローミングフリーWiFi
通話/SMS×××
データ通信
期間週・月単位データ従量制
1日単位
データ従量制
1日単位
データ従量制
1日単位
短時間
申込場所現地店舗などWebWebWeb/店舗Web
金額14.99ユーロ/月~1GB 592円~
無制限 700円/日~
300MB 388円~
無制限 1,520円/日~
1時間 200円~
無制限 2,980円/日
基本的に無料

通信量の目安

各WiFiレンタルショップやeSIMショップなどでは、申し込みの際に参考となるように、各通信量でどのくらいのことができるのか紹介しています。350MB、500MB、1GBでどのくらいのことができるのか見てみましょう。
※あくまで目安です。実際には、かなり変動します。

350MB500MB1GB
WEB閲覧約1,500回約2,500回約5,000回
メール送受信(100文字/1通)約3,500通約5,000通約10,000通
音声通話約115分約150分約5時間
ビデオ通話約10分約15分約30分
LINE(テキストメッセージ)約3,000通約5,000通約10,000通
LINE(音声通話)約5時間約7時間約14時間
Instagram(写真投稿)約200回約300回約600回
Instagram(閲覧のみ)約20分約30分約60分
X(ポスト)約300回約500回約1,000回
Googleマップ約60回約100回約200回
YouTube(標準画質480p)約40分約60分約120分
参考:jetfiグローバルモバイル

イタリアでのインターネット接続方法

ツーリスト向けプリペイドSIMカードを購入する

SIMカード

イタリア国内で使用できるSIMカードをイタリアの空港内や街中にある通信会社の店舗、または日本で購入し、そのSIMカードに差し替えて使用します。

・比較的安価に利用できる
・格安でイタリア国内へ電話が掛けられる
・SMSの送受信が可能

・SIMフリーのスマホやタブレットを持っていく必要がある
・SIMカードの入れ替えが必要
・日本で使っているSIMカードを紛失や破損しないように管理する必要がある
・日本語でのサポートがない

スクロールできます
【TIM】
Tourist SIM Card
【WINDTRE】
Tourist Pass
【Vodafone】
Vodafone Holiday
無料通話イタリア国内外へ
合計200分間
イタリア国内無制限
イタリア国外100分間
イタリア国内外へ
合計300分間
SMS300SMS無料
データ通信50GB(4G)70GB(5G)2GB(4G)
期間30日間
(更新不可)
30日間
(更新不可)
4週間
(自動更新)
費用合計24.99ユーロ
(30日間14.99€+SIMカード10€)
合計24.99ユーロ
(30日間14.99€+SIMカード10€)
合計30ユーロ
(4週間+SIMカード)
詳細TIM公式HPWINDTRE公式HPVodafone公式HP
備考公式HPより購入した後、
店舗でアクティベート
店舗で直接購入店舗で直接購入
(2024年3月22日現在)

SIMフリーとは
SIMカードとは、加入者を識別するための電話番号などのID番号が記録されたICカードです。このSIMカードが内部に差し込まれていないとデータ通信や通話ができません。(WiFiは利用可能)
今まではスマホ(携帯)契約=スマホ本体+SIMカードがセットになっており、本体はそのままで内部のSIMカードだけ差し替えて他の通信会社と契約することができませんでした。そのため、通信会社の変更はSIMカードだけでなくスマホ本体まで再購入するしかありませんでした。しかし近年、契約していた通信会社でスマホのSIMロックを解除するか、SIMロックされていないスマホ(SIMフリースマホ)を購入することにより、SIMカードを別に購入して差し替えるだけで自由に他の通信会社と契約できるようになりました。

eSIMを購入する

eSIM

eSIM対応SIMフリー端末SIMロックが解除された端末デュアルSIM端末があれば、日本から事前にeSIMを購入し現地の通信会社の回線を利用することができます。詳しくは、こちらの記事で解説しています。

・物理SIMカードの差し替えが不要
・複数のeSIMをインストール可能
・簡単にeSIMの切り替えが可能
・WiFiルーターなどの別端末のセットを持って行く必要がない
・購入後すぐに利用可能
・比較的安価な価格設定

・対応していない機種がある
・返品不可の場合が多い
・設定インストール時にはWifiなどのデータ通信が必要
・音声通話やSMSの送受信ができないプランが多い
・QRコードタイプの場合、もう一台端末が必要

モバイルWiFiルーターをレンタルする

ポケットWiFi

WiFiルーターを日本でレンタルしてイタリアへ持っていき、現地で利用する方法です。
日本にあるWiFiルーターのレンタル会社が現地の通信会社と契約しています。現地の通信網に接続することで、高額な海外データ通信料がかからない仕組みです。詳しくは、こちらの記事で解説しています。

・同時に複数台で接続できる
・無制限プランなどデータ容量の選択肢が多い
・接続設定が簡単
・空港や自宅で受け取り可能
・日本語でのサポートが可能

・レンタルセットの荷物が増える
・やや割高になる
・帰国したらすぐに返却する必要あり
・宅配便受け取りの場合、事前に受け取れない可能性もある
・故障に気づいても交換などサポートが間に合わない場合が多い
・データ通信専用

国際ローミングを利用する

国際ローミング

日本で契約中の通信会社の海外滞在向けプランを利用する方法です。

・新規契約手続きが必要ない(海外データ定額サービスなどの追加設定は必要)
・日本での電話番号がそのまま使える
・SMSの送受信が可能
・日本語でのサポートが可能

・データ通信料が高額になる恐れがある

各金額は、機種や契約プランによって違います。詳しくは、各自ご確認ください。

スクロールできます
audocomoSoftbankワイモバイルahamo楽天モバイルUQモバイル
iPhone 15 Proの場合iPhone 15 Proの場合iPhone 15 Proの場合iPhone 15 Proの場合iPhone 15 Proの場合
通話(発信)イタリアの番号宛80円/分80円/分75円/分75円/分80円/分80円/分80円/分
日本の番号宛280円/分280円/分280円/分280円/分280円/分280円/分280円/分
その他の国宛280円/分280円/分265円/分265円/分280円/分280円/分280円/分
通話(着信)110円/分110円/分115円/分115円/分110円/分110円/分110円/分
SMS送信100円/通100円/通100円/通100円/通100円/通100円/通100円/通
受信無料無料無料無料無料無料無料
データ通信従量制800円/24時間~1時間200円~1GB 980円~3GB 980円~20GB 無料2GB 0円
追加1GB 500円
490円/24時間~
定額制最大2,980円/日最大2,980円/日最大2,980円/日最大2,980円/日最大2,980円/日
イタリアの現地通信回線WINDTRE
TIM
WINDTRE
TIM
Vodafone
WINDTRE
TIM
Vodafone
WINDTRE
TIM
Vodafone
WINDTRE
TIM
Vodafone
Iliad
TIM
Vodafone
WINDTRE
TIM
au公式docomo公式Softbank公式ワイモバイル公式ahamo国際通話・SMS
ahamo国際データ通信
楽天モバイル公式UQモバイル公式
(2024年8月17日現在)

フリーWiFiスポットを利用する

フリーWiFiスポット

観光地の歴史地区・ホテル・飲食店などフリーWiFiを提供している場所で通信をする方法です。

接続するには、メールアドレスの登録が必要だったり、SNSの登録情報でログインしたり、直接パスワードを貰ったりする場合もあります。

・比較的簡単にフリーWiFiスポットを見つけることができる

・セキュリティ面では不安が残る

まとめ

今回は、イタリア旅行・短期滞在の際のインターネット接続方法を解説しました。イタリアではフリーWiFiも普及しているので、日本からトラベルeSIMやポケットWiFiルーターを用意して行かなくでも困ることは少ないかもしれません。しかし、セキュリティ面で不安だったり、いざという時にWiFiスポットを探す手間を考えると、日本で事前に購入して用意して行く価値はあるでしょう。

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