【イタリアへ送金したい】IBANとは?SWIFTとは?手続き方法は?

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Ciao!留学が決まると必要なのが、住む場所の確保。日本から探した場合、賃貸住宅契約時に必ず必要となるのが「海外送金」です。今回は、イタリアの銀行への振込み方法ついて解説します。

目次
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イタリア国内での振込

イタリアにある銀行に自分の口座がある場合、インターネットバンキングや銀行の窓口で振込の手続きを行います。

振込に必要な情報

  • IBAN
  • Intestatario (受取人名)
  • Importo (金額)
  • Causale (振込理由)

IBANとは?

IBANの構成
IBANの例

まず、必要なのがIBANとよばれる国際口座番号です。
IBANとはInternational Bank Account Numberの略で、主にヨーロッパで採用されています。銀行口座について所在国や支店、口座番号を特定するための国際番号です。

イタリアの場合は、27桁の文字と数字で構成されています。

① 国コード。イタリアの場合はIT
② チェックデジット
③ ナショナルチェックデジット
④ 銀行コード
⑤ 支店コード
⑥ 口座番号

日本の銀行からイタリアの銀行への振込

振込人自身の口座がある各銀行のオンラインバンキングや支店窓口などで手続きを行います。事前に海外送金のための審査や手続きがある場合がありますので、必要になったらすぐに手続きを始めましょう。また、送金手続きから相手に届くまでに1週間~1ヶ月くらいかかる場合もあります。
マネー・ローンダリング防止のため審査は厳しいですが、きちんとした理由があり、証拠を提示すれば簡単に手続きできます。

振込に必要な情報

振込相手先の情報英文で用意しましょう。

  • IBAN
  • SWIFT (BIC)コード
  • 銀行名
  • 支店名
  • 支店住所
  • 受取人名義
  • 受取人住所
  • 金額
  • 振込理由

必要書類

  • 振込人の本人確認書類
  • マイナンバーが確認できるもの
    • マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票の写しなど
  • 海外送金の根拠となる書類
    • 入学許可証、請求書、契約書、相手とのやり取りのメールなど
    • 送金金額や相手の名称・住所・口座情報などが確認できるもの
    • 銀行窓口で依頼する場合は、必ず持参しましょう。
    • オンライン送金依頼時に提出しなくても、後日提出しなければならない場合があります。
  • 場合によっては、送金原資が確認できる書類
    • 給与明細や他銀行の自分の口座から入金した明細など

SWIFT(BIC)コードとは?

SWIFTとはSociety for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略で、SWIFT(スイフト)コードとは銀行間の国際金融取引を仲介するシステムで利用されるコードのことです。BIC (Business Identifier Codes)とも呼ばれ、世界中の銀行や金融機関を識別するために使われます。

金融機関コード・国名略号・所在地コード・支店コードで構成されており、8桁~11桁の番号です。システムの都合上、8桁しかない場合でも11桁を入力しないといけない場合があります。その場合は、ご自身の銀行へ11桁のSWIFT(BIC)コードを確認するようにしてください。

海外送金時の注意

国際送金の場合、送金手続きを行った銀行の取扱手数料や換金手数料とは別に、振込金額から、国際経由銀行の手数料や相手銀行での支払手数料などが差し引かれる場合があります。到着時に金額が足りない場合もありますので、くれぐれも注意しましょう。また、各種手数料が自動的に受取人負担になる場合もありますので、よく確認するようにしましょう。

もしも不足があった場合、現地で直接差額を支払えるようならその方が良いでしょう。
管理人も留学前の賃貸アパート契約において、日本の銀行から送金した際に相手銀行での引出手数料がかかり、不足して着金しました。不動産会社には鍵の受け渡し時に現地で直接差額を支払うことで解決しました。

主要銀行の海外送金に関するリンク

銀行名 海外送金」で検索すると銀行別の情報を見つけることができます。

ゆうちょ銀行
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/kokusou/kj_sk_ks_country.html?id=italy

三菱UFJ銀行
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/index.html

みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/tetsuduki/gaikoku_soukin/index.html#remittance-from-overseas

三井住友銀行
https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/kaigai/

ソニー銀行
https://moneykit.net/visitor/fx/fx25.html

楽天銀行
https://www.rakuten-bank.co.jp/geo/remittance/service/#anchor-04

住信SBIネット銀行
個人での海外送金は不可

イタリアの銀行から日本の銀行への振込

あまり利用する機会はないと思いますが、給与の振り込みや学費・家賃の返還などで使用する場合があるかもしれません。

日本の銀行の場合は、SWIFT方式が採用されています。IBANはありません

振込に必要な情報

振込人に必要な情報を伝えて手続きをしてもらいます。
受け取りの銀行によって違いますが、例えば、

  • 受取銀行名(Beneficiary Bank)
  • 受取人取引銀行コード (SWIFT code /BIC code)
  • 銀行支店名 (Branch Name)
  • 銀行支店住所 (Branch Address)
  • 口座番号 (Beneficiary Account Number)
  • 受取人名 (Beneficiary Name)
  • 受取人住所 (Beneficiary Address)

その他、中継銀行情報などが必要な場合もあります。

銀行名 海外送金 受け取り」で検索すると各銀行の詳細な情報が確認できます。

主要銀行の海外からの受け取りに関するリンク

ゆうちょ銀行
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/kokusou/kj_sk_ks_gaikoku.html

三菱UFJ銀行
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/hishimuke.html

みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/tetsuduki/gaikoku_soukin/index.html#remittance-from-overseas

三井住友銀行
https://qa.smbc.co.jp/faq/show/2413?site_domain=default

ソニー銀行
https://moneykit.net/visitor/fx/fx17.html

楽天銀行
https://www.rakuten-bank.co.jp/geo/incoming/

住信SBIネット銀行
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/gaika/soukin-uketori/flow.html

IBANやSWIFTコードが正しいかの確認方法

インターネット上には各コードが正しいか判別するサイトがいくつかあります。なお、受取人本人のものだという確認はできません。あくまで、桁数があっているか、国、銀行名や支店名、口座番号の確認です。

WISEのIBANコードチェッカー
https://wise.com/jp/iban/checker

WISEのSWIFTコードチェッカー
https://wise.com/jp/swift-codes/bic-swift-code-checker

銀行から以外の送金方法

Wise

Wise(ワイズ/旧称トランスファーワイズ (TransferWise))は、国際送金サービスです。

大手銀行などに比べると、安価な手数料と両替為替レートで送金することができ、お得です。銀行から国際送金した場合、途中の銀行間手数料や引き出し手数料などが引かれ、相手側への着金後に受け取り額が足りなかったなんてことがありますが、Wiseだと相手側に届く金額も事前にわかるのでおすすめです。

また、Wiseだと本人確認や書類確認が簡単です。銀行で送金手続きに3週間待たされていたため、Wiseで送金してみたら翌日には送金できた事例もあります。急いで送金しないといけない場合、試してみると良いでしょう。

管理人もイタリアでの生活費の送金などにいつも利用しています。
Wiseの詳しい使い方などは別記事にまとめましたので、そちらもご覧ください。

まとめ

今回は、国際送金について解説しました。通常、学費の支払いにはクレジットカード払いが使えることも多いのですが、留学前の振込や現地のアパートを契約する際などには海外送金が必要になることもあるでしょう。また、長期留学の場合、日本から生活費を送金することもあるでしょう。日本国内での手続きはルールに従って順番通りに進めれば問題ありません。なお、振込の根拠となる書類は必ず準備しておきましょう。

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