【イタリア語学校】イタリア文化会館(Istituto Italiano di Cultura)の語学学校とは?

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Ciao!今回は管理人自身が10年近くお世話になっている東京のイタリア文化会館の語学学校をご紹介します。

目次
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イタリア文化会館とは?

イタリア文化会館とは、イタリア共和国(イタリア外務・国際協力省)政府機関の文化施設です。東京の九段下と大阪の中之島にあります。
イタリア文化会館のイタリア語学校は1960年に開校しました。東京・大阪のほか、コロナ渦前までは横浜にもスクールがありました。

イタリア語コース・イタリア文化コース・文化体験コースなど、語学・文化コースともに充実しています。

管理人がイタリア文化会館のイタリア語学校を選んだ理由は、学費が比較的安く、最初から留学(移住)を視野にいれていたため、イタリア政府機関ならば奨学金などの恩恵があるかもしれないと思ったからです。

もちろん、ある程度のレベルでやめてしまう人もいますが、長年続けている人が多いのもこの学校の特徴と言えるでしょう。年齢層は学生からシニアまで。目的に関しては、語学が趣味、旅行が好き、イタリアが好き、留学・ビジネスでイタリア語が必要など、いろいろな目標を持った生徒が集まっています。

  • 学費が安い
    • 週1回コースで32000円
  • いろいろなコースがある
    • 総合・集中・強化・試験対策・文化など様々な観点からイタリア語や文化を学習することができます。
  • 経験豊富な講師陣
  • 修了証がもらえる
    • 80%以上の出席&申請した場合のみ。
  • イタリア専門図書室が利用可能
  • オンラインレッスン可能
    • 海外からも可能です。
  • 授業をを休んだ場合の振り替え措置はない
  • 1学期が終わると2~3週間の休暇が入る
  • 対面レッスンではない場合がある

イタリア語総合コース

イタリア語の文法・リスニング・会話・読解・作文をバランスよく学習できるコースです。A1(初級)からC2(最上級)まであります。現在は、初級コースの対面授業以外はオンライン授業がメインです。1クラス4~10人(対面式は最大7人)。

A1レベルのコースでは、オリジナルの教科書(Opera prima)を使用します。非常にわかりやすい教材だと思います。
最初はイタリア語特有の女性名詞・男性名詞や動詞の活用など、日本語や英語のみで過ごしていると聞いたことがない文法が多いので、躓いてしまったり自習が必要だったりしますが、クラスメイト達と一緒だと励みにもなりますよ。

A2以降は、イタリアの語学学校や外国人大学のコースでも使用している教科書を使用し、1学期に1~2課ずつ進みます。

もしも休んでしまった場合でも、授業内容や配布物は生徒専用のHPより閲覧・ダウンロードすることが可能です。

管理人の場合は全くの初心者A1-1クラスから始めて、現在C2のクラスに在籍しています。1年間の語学留学中にA2~B1レベルをスキップしましたが、いつの間にか一番上のクラスになっていました(笑)
コロナ禍で大半のクラスの対面授業は中止となってしまいました。しかし、現在ではオンライン授業も定着してきましたよ。

上級クラスになるとクラスのメンバーも固定化してきますので、オンラインでも問題ありません。しかし、初級クラスであまりクラスメイトのことを知らない間の会話練習などは、お互い発言するタイミングが掴みにくいため、対面の方が良いですね。

イタリア語コース
https://iictokyo.jp/italian-language-course/
教科書についてのページ
https://iictokyo.jp/about-us/text-books/

集中・強化・試験対策・子どものためのイタリア語コース

集中コースは、週1で通常1コマ90分の授業を2コマ180分まとめて行います。短期間で効率よく学ぶことができます。ビジネスや留学前など時間がない方におすすめです。

強化コースは、会話・リスニング・読解・作文など、各分野に焦点を当てて学習します。総合コースの補完や苦手分野の補強に役立ちます。

試験対策コースは、イタリア政府のイタリア語能力検定試験であるCILS(シエナ大学主催)合格を目標とするコースです。大学などイタリアの高等教育進学時にB2レベルの証明書を所有していると、入学試験のイタリア語が免除される場合があります。

子どものためのイタリア語コースは、4歳から15歳の子どもを対象にしたイタリア語・イタリア文化コースです。土曜日の午後によく元気でかわいい子どもたちを見かけました。日本駐在で赴任しているご家族や国際結婚されたご家族の子どもたちが多く通っているようです。

イタリア文化・文化体験コース

管理人は語学コースのみしか受講していませんが、文化コースにも非常に興味深いものが揃っています。

観光・旅行・美術・文学・歴史・音楽・食文化・オペラ・映画・デザイン・ファッションなどイタリアを代表する分野で開講されています。
総合コースが終了したら、美術・歴史・観光系のコースやラテン語講座も今後のために受講するつもりです。

また、文化体験コースには食文化、音楽、アートなどのコースがあります。
2023年秋学期はイタリア刺繍のクラスが開講されています。

イタリア文化コース
https://iictokyo.jp/italian-language-course/

講師陣について

語学コースは全員ネイティブ講師です。講師陣の中には、語学番組に出演している人や日本の大学で教えている人もいます。もちろん全員が日本語にも堪能です。基本的にはイタリア語のみでの授業ですが、理解しづらい難しい表現や概念、文法については日本語でも解説してもらうことが可能です。

講師との相性というものは少なからずあります。しかし、良い先生に出会えることができれば長く続けることが可能ですよ。

授業について

授業時間は、1コマ90分(途中休憩なし)です。

最低人数4名が揃えばクラスは成立し、そのクラスは開講されます。
月曜日から日曜日までの日中や夜間コースもあり、自分に都合がいいクラスに申し込むことが可能です。
土日のクラスは比較的人数が多く、クラスが成立しやすいです。
祝日も開講されます。(ゴールデンウィークを除く)

夏季は講師も休暇に入るため、他のクラスの講師が代理で来てくれます。それぞれ教授法が違いますし、たまには違う先生に教わるのも新鮮で楽しいですよ。

授業料について

  • イタリア語総合コース:32,000円(週1回90分、合計10回)
  • イタリア語集中コース:32,000円(週1回180分、合計5回)
  • イタリア語強化コース:32,000円(週1回90分、合計10回)
  • イタリア語試験対策コース:32,000円(週1回90分、合計10回)
  • 子どものためのイタリア語コース(週1回60~135分)
  • 文化コース:32,000円(週1回90分、合計10回)
  • 文化体験コース:16,000円~(週1回90分、合計5回)

申し込み方法について

申し込み期間内にHPから直接申し込みます。各コースの詳細ページから申し込みが可能です。
早い者勝ちで定員に達するまで受付していますので、希望する場合はお早めに。
支払方法は、クレジットカード決済コンビニ決済一括払いです。

イタリア語の学習経験がある場合は、イタリア語コースへの申し込み前に無料のレベルチェックがあります。
全くの初心者の場合は、A1-1クラスへの入学となります。

海外からの申し込みも可能です。

年間スケジュール

2024年冬学期
2024年1月8日(月)~3月17日(日)
申込み期間:2023年12月4日~12月17日

2024年春学期
2024年4月8日(月)~6月23日(日)
申込み期間:2024年3月5日~2024年3月20日

2024年夏学期
2024年7月8日(月)~9月15日(日)
申込み期間:未定

2024年秋学期
2024年10月7日(月)~12月15日(日)
申込み期間:未定

詳しくは、コースカレンダー
https://iictokyo.jp/about-us/school-schedule/

まとめ

最近では、語学ビザを発行してもらうのにイタリア文化会館へ通った証明が必要なんていう噂もあるようですが、ご自身の目的や予算にあった語学学校を選ぶようにしましょう。
現在はイタリアからのオンライン受講のため、7~8時間の時差に時々負けそうになります(笑)日本時間午前11時からのクラスなので、イタリア時間午前3~4時開始なのです。しかし、日本と同じように、引き続き同じクラスメイト達と受講できるのは本当にありがたいですね。

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