【エティアス(ETIAS)】2025年導入予定のヨーロッパへの渡航認証システム

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Ciao!今回は2025年に導入予定のエティアスについて解説します。
※情報が入り次第、随時更新中

目次
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エティアスとは?

EUの旗イメージ

エティアス(ETIAS)とは、European Travel Information and Authorisation Systemの略称で、ヨーロッパ圏における「欧州渡航情報認証制度」です。アメリカのESTAやカナダのeTAと同じ役割を持ちます。事前に渡航者の情報を審査することでテロや犯罪を防ぐことが目的です。

正式導入後にヨーロッパへ観光目的で渡航する際には、このETIASを事前に申請して認証を受けておく必要があります。

つまり、パスポートのみで渡航することはできなくなり、「パスポート+ETIAS」または「パスポート+ビザ」が必要となります。ヨーロッパへの渡航が決まったら、早めに申請しましょう。

2023年11月に正式導入予定でしたが、EU理事会は2025年まで導入を延長すると発表しています。

申請する必要がある人は?

以下のシェンゲン協定加盟国に入国またはトランジットをする、日本を含むビザ免除国の国籍を持つ人が対象です。

アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン
※サンマリノ、モナコ、バチカン、アンドラへ入国する際にも必要となります。

また、以下の目的で入国する人が対象です。

  • 90日以内の観光を目的とした渡航
  • 就労を伴わない短期のビジネスを目的とした渡航
  • 第三国への乗り継ぎ(トランジット)で加盟国の空港を利用する場合

今までビザ取得の必要がなく、パスポートのみで入国できていた人々がETIASの対象になります。
留学・就労など長期滞在の場合は、引き続きシェンゲンビザが必要です。

有効期限は?

3年間(予定)

ただし、申請時点でパスポートの有効期限が3年未満の場合は、パスポートの有効期限と同時にETIASの有効期限も終了します。

申請費用は?

7ユーロ(予定)

ただし、18歳未満と70歳以上の場合は無料となる予定です。

必要書類は?

  • 有効なパスポート
  • 受信可能なメールアドレス
    • 審査結果はメールで受け取ります。
  • 申請費用の決済のためのクレジットカード
    • 申請者とクレジットカードの名義人が異なっていてもOKです。

審査期間は?

1日~4週間(予定)

申請方法は?

オンラインで申請します。

※正式な申請用プラットフォームは未発表

参考

https://etias-web.com/

まとめ

今回は、エティアスについて解説しました。詳細な情報が発表になり次第、随時更新していきます。2025年以降にイタリアへ渡航される予定の方は、こまめにニュースなどをチェックしておくことをおすすめします。

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