【FlixBus】フリックスバスを使って快適に旅しよう

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Ciao!今回はFlixbusに乗ってみた感想&オンライン予約方法を解説します。

目次
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フリックスバス(Flixbus)とは?

ヨーロッパでトップクラスのネットワークを持つ格安中長距離バスサービス会社です。ドイツのミュンヘンに本社があります。特徴的な黄緑色のバスを見かけたことがあるのではないでしょうか?イタリア国内だけでなくヨーロッパ各地に路線があり、気軽に使えて人気のバスサービスです。早めに予約するほどお得になりますよ。

・路線がヨーロッパ各地に広がっている。
・列車に比べて割安に移動できる。1.99€~。
・車内にコンセント、Wifi、トイレあり
・リアルタイムで乗車バスの追跡ができる
・対応言語が充実(ただし、日本語はなし)

・遅延や運休することがある。→予定を詰めすぎないようにしましょう。
・決済時エラーAD04が発生すると面倒。→Paypal決済がオススメです。
・少し郊外に停留所がある場合もある。

オンライン予約方法

Flixbus 公式サイト
https://www.flixbus.it/

STEP
往路のみor往復、乗車・降車する都市を選択する

往路のみの予約か往復での予約かを選択します。

乗車する都市を入力します。

STEP
乗車日を選択する

乗車日を選択します。

STEP
乗車人数を選択する

乗車する人数、自転車の台数を選択します。
・大人(15歳~)
・子ども(0歳~14歳)

STEP
往路のプランを選ぶ

まず、往路のプランを選択します。希望のプランの「PRENOTA ○ POSTI」をクリックします。

また、各プランをクリックすると詳細が表示されます。途中で乗り換えがある場合もありますので、確認しましょう。

LA TRATTA MENO COSTOSA:指定日の中で一番安いプラン
LA TRATTA PIU’ VELOCE: 指定日の中で一番所要時間が短いプラン
○ POSTI RIMANENTI A QUESTA TARIFFA:この価格では○席残っています。

STEP
復路のプランを選ぶ

往路と同様に復路のプランを選択します。

STEP
乗車する人の氏名などを入力してお支払い

6分以内に決済まで完了させなければいけません。

乗車する人の氏名を入力します。

② 「Prenotazione del posto」座席の希望があれば、有料で指定します。
 最前列のパノラマ席は少しだけ価格が高く設定されています。なお、席は空いていたら自由に移動しています。
 パノラマ席をご希望の場合や隣同士がいい場合は、有料指定しておくと良いでしょう。
 Piano inferiore:1階席
 Piano superiore:2階席

③ 「Bagaglio aggiuntivo」追加の手荷物があれば、追加します。
 手荷物1つ(7 kg · 42×30×18 cm)とスーツケースなど1つ(20 kg · 80×50×30 cm)は無料で持ち込むことが可能です。

連絡先のメールアドレスを入力します。電話番号は任意入力です。

お支払方法を選択します。→Paypal決済をおすすめします。経験上、デビットカードは避けた方が良いでしょう。

⑥ 入力と確認ができたら、右側にある「Paga ora(今支払う)」をクリックして決済します。

STEP
メールで予約確認と領収書が送られてくる

乗車時のチェックインに必要なQRコード付きのチケットと任意で手荷物につけるタグがPDFで連絡先のメールアドレス宛に送られてきます。
乗車場所も記載されていますので、必ず確認しましょう。

領収書はチケットと別のメールで送られてきます。

もしも送られてこない場合は、迷惑メールボックスを確認した後フリックスバスに連絡しましょう。

決済エラー (AD04)

実際の画面

フリックスバスを使用したことがある人にとっては、非常に有名なエラーです。

公式サイトで案内されている対処方法は、

  • cookieを削除し、再度ブラウザを開いてはじめから予約しなおす。
  • 使用ブラウザを変更する。 Google Chrome推奨。
  • メールアドレスを変えてみる。
  • 上記を試してダメなら決済方法を変えてみる。

何枚ものクレジットカード情報を入力するのは非常に怖いです。Paypalでしたらこのエラーは発生しないとも言われていますので、はじめからPaypalで決済することをおすすめします。

実際にGoogle Chromeを使用して、イタリアで発行した銀行のデビットカードで決済した際に発生しました。銀行がリクエストを拒否したと書いてありますが、しっかりと口座から引き落としされています。デビットカード&クレジットカード数枚を試したのですが、金額だけ即時口座から引かれ、実際には予約できていない状態です。最終的にはPaypalで改めて予約&決済完了しました。予約失敗分はフリックスバスに返金を依頼し、返金してもらいました。

実際に返金依頼した時の流れ

  1. TOPページの「Aiuto(ヘルプ)」から連絡しましたが、1週間たっても連絡がなかったため、問い合わせ番号とともにSNSでフリックスバスに連絡しました。
  2. もちろん該当する予約番号は見つからないため、指定のメールアドレスにエラーとなった決済情報を送るように指示がありました。念のため、決済されている証拠としてWEB通帳の該当部分を添付しました。
    ※また、銀行口座への返金を希望していたため、返金先口座もメールに記載しましたが、クレジットカード払いの場合は支払いに使用したカードへの返金となります。
    • 決済会社名(Flixbusなど)
    • 金額
    • 決済カード番号の上6桁と下4桁
    • 決済番号(これは、わからない場合は”なし”で大丈夫です。)
    • 予約時に記入したメールアドレス
    • WEBから予約したか、アプリから予約したか
    • 決済日時
  3. 約1週間後に口座へ返金がありました。

フリックスバスの乗り方

予定時刻15分前には乗車場所に到着するようにしましょう。
乗車する都市が始発でしたら定刻通りに出発しますが、揃い次第早めに出発する場合もあります。また、途中乗車の場合、交通事情によっては早く到着して待たずに出発する場合もあります。リアルタイムの運行情報は公式HPや公式アプリから確認することが可能です。

バスのフロントに掲示されている行き先を確認してチェックインします。バスの運転手さんか補助のスタッフさんにQRコードを提示して乗り込みます。QRコードは、予約確認メールに添付されたチケットやFlixbusのアプリ内のチケットにあります。

スーツケースやバックパックなどの大きな荷物は、バス下部のトランクに収納しましょう。行き先によって、トランクのどの位置に入れるかなど指示される場合もあります。メールで届いた手荷物タグはつけてもいいですし、つけなくても大丈夫そうです。

大型ターミナルの場合、同時に何台ものバスが到着します。必ずご自身が乗車する路線番号行き先を確認してください。表示はパネルで掲示されているか、電光掲示されています。

座席番号は、荷物棚のところか窓下に表示されています。また、前の座席下または自席の下に充電設備があります。

提携バス会社が運航する路線の場合、黄緑色のバスではない場合もあるようです。なお、運航会社は予約票に記載されています。

夜行バスに乗ってみた

日程と予算的に夜行バスの方が都合が良く、
23:10発 ミラノSanDonato – 翌1:50着 ボローニャ Autostazione
(ボローニャで3時間の待ち時間)
4:50発 ボローニャ Autostazione – 8:40着 アッシジ Santa Maria degli Angeli
の行程で利用しました。

ミラノ サン・ドナート(Milano San Donato)

地下鉄3号線(イエローライン)の終点です。
バス出発の25分前に到着。地下鉄駅正面、タクシーが待っているさらに奥に停留所の看板があります。実際には看板がある列のどこかに停車するので、見逃さないようにしましょう。

駅側は雰囲気が悪いです。明るい停留所付近で待つことをおすすめします。土曜日の23時ごろだったのですが、近くにはタクシーが6台ほど待機しており、そこまで不安を感じることはありませんでした。

ボローニャ バスステーション(Bologna Autostazione)

イタリアでも有数の大きさのボローニャバスターミナルは比較的明るく、Flixbusをメインに深夜でも多くの国内・国際線の長距離バス発着があります。

利用した日は秋のバカンスシーズンのため特に利用者も多かったのですが、スリなどの被害はなさそうでした。ビール瓶を持った酔っ払いが時々うろついていました。

室内待合室が24時間オープンしているので、乗り換えの時間がある場合はそちらで待つのが良いでしょう。ただし、盗難の可能性は否定できません。バッグは前にしっかりと抱えて睡眠はできるだけ控えましょう。
午前2時~5時のトランジットの時間中、男性女性・グループ旅行や一人旅問わず、待合室にはバスを待っている人が常にいました。ただし、飲食店は閉まっています。また、バスターミナル外へ出ることはおすすめしません。

まとめ

今回はフリックスバスについて解説しました。公式アプリをDLしておくとチケットの管理やリアルタイムでの運行確認、予約もアプリ上で完了し便利です。トラブルにも真摯に対応してくれましたよ。フィレンツェ行きが1時間40分遅延で到着した結果、乗り換えの時間が短くなりいつものランプレドットを食べに行く時間がなくなったこともあります。また、途中休憩後の点呼がありませんので、遅れないようにお気を付けください。
また、夜行バスの利用はできるだけ避けましょう。どうしても深夜の乗り換えが発生する場合は、24時間オープンしている大きなバスターミナルで待つようにして、待合室から動かないようにしましょう。
個人的には最大8時間の長旅でも快適でした。車窓からのんびり景色を眺める旅というのもオススメですよ!

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