【学生・更新】Permesso di soggiorno更新時の注意点について知りたい!

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と申請用紙の記入例に

Ciao!今回はPermesso di soggiorno(ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ/滞在許可証)の申請方法について、就学目的(単身留学)での2年目以降の更新申請についてまとめます。
※初めて滞在許可証を申請する場合については別記事にまとめています。こちらの記事をご覧ください。

目次
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イタリア滞在2年目、ビザの更新は必要?

1年目に日本のイタリア大使館で取得した「ビザ(VISTO)」の更新は必要ありません。ビザはあくまで入国の際に効力を発揮します。

学生用の滞在許可証の有効期限は最大で365日となっていますが、2年目以降はイタリアで取得したPermesso di soggiorno(ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ/滞在許可証)を更新することで、合法的に長期滞在が可能です。

学生用滞在許可証(Motivo : studio)更新の条件は?

  1. オリジナルの滞在許可証が発行済みであること
  2. 通っているコースが複数年のコースであること
  3. 1回目の更新には1つ以上の試験に合格していること、2回目以降の更新には2つ以上の試験に合格していること
  4. 更新しつつ滞在できる期間は最大でコースの規定就学期間+3年(3年制の場合:3年+3年、2年制の場合:2年+3年、など。つまり、”il quarto anno fuori corso”はダメということですね。)

合格試験数に関しては、毎年クリアしている必要があります。今年に5科目合格したからといって来年以降の「2つ以上の試験に合格」という条件に繰り越すことはできません。

学校が変わる場合は、同じ都市内であれば滞在許可証更新のみでOKだったり、ビザの取り直しとなったりと各移民局によって対応が違うようです。該当する場合は、一度、地元の移民局や在日本イタリア大使館に相談することをおすすめします。
ただし、イタリア国内での進学(triennale→magistrale, masterなど)は、問題ないかと思います。

Il permesso di soggiorno per studio non può essere in ogni caso rinnovato per più di tre anni oltre la durata del corso di studi pluriennale.(学生滞在許可証は、いかなる場合においても、(既定された)複数年の学習コースの期間に加えて3年以上更新することはできません。)
Il permesso di soggiorno per studio non può essere utilizzato o rinnovato per la frequenza di un corso di studi diverso da quello per il quale è stato concesso il visto ad eccezione del transito ad altra facoltà concesso dalla Autorità accademica e dell’accesso ad un corso di tipo universitario intrapreso al termine della frequenza in Italia o un corso di livello medio/superiore.(学生滞在許可証は、ビザを取得した目的以外のコースに参加するために使用、更新することはできません。ただし、学務当局が許可した他の学部への移動、イタリアでの受講終了時に受講する大学のコースや中級・上級レベルのコースへのアクセスは例外です。)

KIT内 FOGLIO NOTE – (p.19) Permesso di soggiorno per motivi di studio より

申請時期

現在所有している滞在許可証の有効期限日の60日前(2か月前)から申請することができます。一応、失効日の60日後までは更新申請期間ですが、できる限り有効期限内に申請しましょう。

1人につき1セットのみで予備はもらえません。
郵便局でKITを貰う際に所有している滞在許可証の提示を求められることがあります。

KIT(キット)の封筒の書き方

KIT封筒の書き方

CAP
 県庁所在地のクエストゥーラの郵便番号

LOCALITÀ
 地域。→住んでいる自治体が所属する県名

PR
 Provinciaの略→上記で書いた県のコード(TABELLA-ALLEGATA n.1, CODICE SIGLE PROVINCE参照)を記入

KIT(キット)の封筒に入れる必要書類

申請用紙(記入したModulo1)

有効なパスポートの全ページ分のコピー
 →クエストゥーラにて、更新の場合は、顔写真ページと出入国スタンプが押してあるページのみでOKと言われましたが…念のため全ページを入れておきます。

③ 現在有効な滞在許可証のコピー

④ 滞在分をカバーする保険証券のコピー
 →2021-2022年度はイタリアの国民健康保険に加入しました。
 →SSNは1月1日以降にしか更新できないため、2022年-2023年度はWelcome Association Italyの保険に加入しました。

⑤ 滞在中の生活費を証明する書類
 →英文の銀行口座残高証明書(円建てだと再提出の可能性あり。なるべくユーロ表記で)やクレジットカード表面のコピー(両面のコピーを入れる場合は、郵便事故などによる書類紛失の可能性も考慮すること)など。N26銀行の残高証明書で更新できました。
 →最低金額の目安:申請書類などに明確な基準は書いてありませんが、調べてみると月額で468,10 euroピサ大学HP)~ 910 euroAccademia di talianoのHP)でした。

⑥ 今までに受けた試験結果の証明書のコピー
 →大学のHPからDLできるAutocertificazioneでOKな場合と正式なSegreteria発行の証明書が必要な場合がある。
 →2021年アッシジでの更新では、Segreteria発行の証明書が必要でした。

⑦ 学校の登録(在籍)証明書のコピー(大学などが発行した正式なもの)
 →新年度に登録されている旨が記載されている証明書が必要です。例えば、2022年8月以降更新の場合、2022/2023年度に登録されている旨が記載されていること。履修科目(合格科目)の記載があれば、試験結果の証明書と兼用可能です。
 →最終学年が終了し、次年度に登録することなく、卒業予定の場合はその旨をSegreteriaに依頼して在籍証明書に記載してもらいましょう。念のため、卒業予定者は次年度に登録する必要がないことが記載されたHPを印刷したものや最終の卒論発表日が記載された試験カレンダーなどを印刷して提出しておくとスムーズでしょう。2023年更新時、2022/2023年度の在籍証明書に2024年4月までに卒業予定と書いてもらって申請しましたが、2024年10月までの1年間の学生用滞在許可証が発行されました。

滞在先証明のコピー
  →賃貸契約書やDichiarazione di Ospitalità(大家さんの受け入れ証明)

⑨ 16ユーロのmarca da bollo(Moduloに貼っておく)

⑩ 申請費を振り込む振込用紙(KITに入っていたもの)

  • 郵便局員さんのチェックがあるため封はしない
  • 封筒の中に入れる必要書類はすべてコピーでOK(申請用紙・残高証明書は原本)
  • ⑥⑦試験結果の証明書と登録(在籍)証明書について
    • ペルージャ大学の場合、大学に学校の登録(在籍)証明書を申請すると、これまでの履修科目(試験合格の場合は点数表示あり)付きかどうか選ぶことができます。こちらの履修科目付き在籍証明書で更新することができました。
  • Marca da bolloを貼った記入済み申請書を含め、すべての書類のコピーを取っておきましょう
    • 2022年9月中旬に郵便局からKITを郵送し、10月初旬に警察署へ1回目の招集に行ったらスキャンされているはずのデータがないと言われました。(郵送事故の可能性もあり。)しかし、受付証明書類(振込受領証、書留郵便の受領証、招集日についてのお知らせ)のオリジナルとKITで郵送した書類すべてのコピーを持っていたため、その場で手続きを行ってもらうことができました。

申請用紙の記入例

申請用紙の記入例については、別記事に詳しくまとめています。

滞在許可証受け取り時の持参書類

パスポートの原本

・郵便局で受け取った受領証の残り2点セット

古い滞在許可証の原本(要返却)

2022年3月にやっと受け取ることができた更新後の滞在許可証はデザインが一新されていました。ちょっとびっくりしました(笑)偽造防止のためのホログラムなど細かい趣向が凝らされています。防犯上、デザインについてはここで言及しませんが、傾けるといろいろなデザインが見えてきます。ぜひ、ご自身の滞在許可証で確認してみてください!

また、更新後の許可証ではちょっぴり月末まで期限が伸びていました。(ラッキー!)もともと、入学申請時にビザが必要だったので中途半端な有効期限となっていたのですが、今回はキリ良く月末まで延長されていました。これで新学期が始まってから更新申請できるので、次回は来年度の在籍証明書を更新申請時に取得することができます。

更新申請中の国外旅行は可能?

ビザ及び滞在許可証の有効期限が切れた後、次の滞在許可証を受け取るまでの間は申請受領証のセットが滞在許可証代わりとなりますが、基本的に国外旅行(特にシェンゲン圏)はできません

ただし、例外的に母国へ直行便を使っての往復は可能(同じ空港で出入国)と言われています。イタリア以外のシェンゲン圏内で入国審査を受ける(ドイツやフランス経由など)場合など、イタリア国外で滞在許可証の提示を求められた場合、期限切れの滞在許可証&申請受領証だと問題になることがあります。どうしても日本へ帰国しなくてはならず、かつ直行便がない場合には、EU圏外でトランジットをしてイタリアで入国審査を受けるようにすることをおすすめします。

2024年1月末~2月末にかけて、直行便であるITAエアウェイズ(ローマ・フィウミチーノ-羽田の往復)を使って滞在許可証更新中(1回目のアポイント後、滞在許可証受け取り待ち中)に一時帰国しました。結果、イタリアの出入国管理官が甘かったのか、出国・入国時ともに滞在許可証のチェックは特にありませんでした…

  • イタリア出国時:ローマ・フィウミチーノ空港のITAのカウンターでパスポートと期限切れの滞在許可証&申請受領証を提示。特にチェックすることもなくボーディングパスが発券。その後、出国審査時にも滞在許可証と申請受領証を提示し、現在更新中だと説明しましたが「OK」と言われただけですぐに出国スタンプを押してもらえました。
  • イタリア再入国時:羽田空港のITAのカウンターで滞在許可証&申請受領証を提示。日本人係員に滞在許可証は更新中だと説明すると、持っている滞在許可証と申請受領証を少し見比べた後、ボーディングパスを発券してもらえました。イタリアでの入国審査時には、係員の案内により自動化ゲートを通った後、入国審査官に滞在許可証&申請受領証を提示し、現在更新中だと説明しましたが「Nulla」と言われ、所持している期限切れの滞在許可証や申請受領証を全くチェックすることなく入国スタンプをポンと押印されました。

ドキドキの一時帰国でしたが、結果何事もありませんでした。(今後問題が出てきたら記事にします。)
今回、入国時に入国審査自動化ゲートを通っても問題なかったのは、すでに滞在許可証のステータスが「IN CONSEGNA」になっていたからかもしれません。係員に言われるまま何も考えずに自動化ゲートを通ってしまいましたが、持っている滞在許可証の有効期限が切れて更新中の場合は、一度係員に自動化ゲートを通ってもいいのか聞いてみると安心ですね。
自動化ゲートを使えなかったなどのトラブルがあった場合、コメント欄にて共有していただけますとありがたいです。

しかし、申請受領証と期限切れの滞在許可証では、スムーズにいかない場合も考えられます。万が一、入国拒否になったとしてもすぐにビザを再取得できるように必要書類(在学証明書や住居に関する書類・保険証書など)は持ってイタリアを出国するようにしましょう。

Polizia di Stato (2010年1月21日付)
https://www.poliziadistato.it/articolo/requirements-for-immigrants-leaving-italy-temporarily
ボローニャ大学 FAQ permesso di soggiorno
https://www.unibo.it/it/studiare/iscrizioni-tasse-e-altre-procedure/permesso-di-soggiorno/faq-permesso-di-soggiorno
カ・フォスカリ大学 FAQ permesso di soggiorno
https://www.unive.it/pag/fileadmin/user_upload/ateneo/internazionale/documenti/destinazione_cafoscari/soggiorno/FAQ_PdS_ITA.pdf

ハプニング

毎年何かしらのトラブルが発生します。数が多いので別記事にまとめました。

まとめ

今回は、滞在許可証の更新申請する方へ向けて注意点について解説しました。試験の合格数に注意が必要ですね。
2023年は、学士の3年を終え(試験は第2外国語と卒論を残すのみ)、2023/2024年度に大学在籍を登録しない卒業予定者“Laureandi”として滞在許可証更新にチャレンジします。変更点や注意点があれば、後日記事としてアップします。→無事、1年間の滞在許可証が発行されました。

↓初めて滞在許可証を申請する方は、こちらの記事をご覧ください。

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