【Permesso di Soggiorno】滞在許可証申請時のハプニングと対応策

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Ciao!毎年何かと問題が発生する滞在許可証申請のドタバタをまとめることにしました。

目次
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書類が足りない

2020年の初回申請時、大学のSegretaria発行の在籍許可証を追加で持ってくるようにと、1回目の招集日前日に「Integrazioni documentali」のお知らせがWhatsAppで届きました。
また、2022年更新時には、保険証書の期間が足りないと招集当日の窓口で言われ、追加で持ってくるように書かれた命令書を貰いました。

対応策:招集日当日や後日、直接クエストゥーラの窓口に持っていくか、指定のメールアドレスなどに送りましょう。PEC(法的に有効な電子書留郵便)で送ると、受信通知も届きますし、何かあった時にも法的な証拠となるのでオススメです。

アポイント日に出頭できない

2021年の1回目の招集日、2024年の滞在許可証受け取り時には日本へ一時帰国していて、アポ当日にクエストゥーラへ行くことができませんでした。

対応策:後日出頭するか、アポイント日を早めてもらいましょう。詳しくは、別記事にて解説しています。

受け取りの連絡が来ない

2021年の更新時、1回目の招集日から4ヶ月経っても滞在許可証完成&受け取りのSMS連絡がなく、ある日クエストゥーラのサイトでCODICE ASSICURATAを入力しても元の検索画面に戻るようになりました。なお、招集日に書類不備の指摘やその後の不備連絡は全くありませんでしたし、Portale Immigrazioneにも不備の記載はありません。

PECで問い合わせると、後日Portale Immigrazioneにしれっと追加書類と再招集のお知らせが掲載されており、のちに書留郵便にて正式な文書でも到着しました。更新申請時に提出している書類(英文の銀行残高証明。ユーロ建てじゃないとダメ?)だったり、2021年7月の申請当時は入手不可能なもの(2022年度の学籍登録証明や2022年度の保険証書)を追加で持ってくるようにとのことで、絶対問い合わせるまで処理を忘れてたなと思う内容でした。

対応策:Portale Immigrazioneを確認。直接出向くか電話・PECで問い合わせましょう

スキャンデータがない

2022年9月中旬に郵便局からKITを郵送し、10月初旬にクエストゥーラへ1回目の招集に行ったらスキャンされているはずの書類データがないと言われました。

招集日が早過ぎたのが原因だと思います。ペルージャの移民局に申請書類は届いているようでしたし…
郵便局で貰う受付証明書類(振込受領証、書留郵便の受領証、招集日についてのお知らせ)のオリジナルとKITで郵送した書類すべてのコピーを持っていたため、その場で手続きを行ってもらうことができました。

対応策:収入印紙を貼った申請用紙を含め、郵送した書類すべてのコピーを取っておきましょう。

Postale Immigrazioneでログインエラーとなる

Portale ImmigrazioneのArea Riserva「Stranieri」に郵便局から申請した1週間後にログインしようとして見ると「Utenza non valida」となり、ログインできません。発送翌日には「Accettata all’ufficio postale」の表示が確認できていました。サポートに連絡してみても原因不明とのことです。1か月後に改めてログインしてみると問題なく、内容も更新されていました。

対応策:郵便局から発送して1ヶ月以上は待ってみる

Modulo compilato non correttamente

Postale Immigrazioneを見ると、Dettaglio Anomalieの欄に「Modulo compilato non correttamente(申請用紙に正しく記入されていない)」との記載がありました。
急いで滞在許可証関連もサポートしてくれるCGILに連絡してみると、移民局での招集日に内容を確認するから問題ないとの回答が。
クエストゥーラでの招集時に確認してみると、郵便局での登録だとペルージャ県ペルージャ在住になっていました。その場で、申請用紙にはペルージャ県アッシジ在住と書いてあるのをきちんと確認してもらい、データ修正してもらいました。
郵便局員さんの入力ミスが原因か、ペルージャの郵便局から申請したのが原因かわかりません。

対応策:「Modulo compilato non correttamente」と書かれていても落ち着いて招集日に臨みましょう

Laureandi(卒業予定者)

2023年の更新時は、学士課程の最終学年(大学3年生)のエクストラタイム(Laureandi/卒業予定者)のため、2023/24年度の大学在籍登録をせずに滞在許可証の更新を申請しました。
ペルージャ大学の場合、前年度(2022/23)の最終卒論発表日が、翌年(2024)の4月頃に設定されています。最終卒論発表日までに卒業する予定の生徒は翌年度(2023/24)の在籍を更新する必要がないシステムとなっています。

基本的に滞在許可証の更新申請には申請年度に登録したという在籍証明書が必要です。そのため、大学の事務局Segretaria degli studentiで「2024年4月までに卒業見込み」である旨を追記した2022/23年度の成績・在籍証明書を発行してもらい、そのコピーを提出しました。また、卒業予定者は次年度の在籍登録の必要がない旨、最終卒論発表予定日が書かれた試験カレンダーなども合わせて提出すると安心ですね。2024年4月(最終卒論発表日)までの有効期限になるかと心配していましたが、結果的には2024年10月までの1年間の有効期限で滞在許可証が発行されました。

対応策:「〇〇年月までに卒業見込み」である旨を追記した在籍証明書を発行してもらいましょう。

まとめ

今回は、管理人が遭遇した滞在許可証のトラブルとその対応策を解説しました。こう見ると毎年何かしらのトラブルがあり、上手くいっていませんね(笑)これもイタリアだと思って付き合っていきましょう。電子簡易書留であるPECがあると、法的に問い合わせたいときなどに便利ですよ。この記事が困っている方へのヒントになれば幸いです。

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