困った!滞在許可証アポの日に行けない場合の対処法

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Ciao!今回はPermesso di soggiorno(ペルメッソ ディ ソッジョルノ/滞在許可証)の番外編。警察署の招集日に出頭できないときについてまとめます。

目次
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1回目の招集日にイタリアにいない?!

2021-22年用の更新のために7/27午後にアッシジの郵便局からKITを送付しました。(9月初めが期限)
日本へ一時帰国後、再度イタリアへ戻るのが、現在有効な滞在許可証の有効期限前日だったため、早めに更新申請を開始したのです。

招集日の予想は3か月後だったのですが…予想は外れて招集は8/12。
在外邦人用コロナワクチン接種のための日本一時帰国中で、もちろん出頭できません。日本で自主隔離期間中です (笑)

窓口が開いている7/29にアポイント指定された警察署の移民局へ相談に。
しかし、2日前にKitを送付したばかりで、まだ追跡番号も確認できませんでした…

結局、その時はイタリアへ戻ってきた後にまた来るように言われました。

今回の一時帰国は、滞在許可証の有効期限内での往復でした。日本での搭乗時に滞在許可証をチェックされるため、基本的に更新中の一時帰国はおすすめしません。また、基本的に、イタリア国外への出国は認められていません。母国への直行便での往復はOKです。
どうしても滞在許可証の有効期限が切れた後の更新中に日本へ一時帰国する必要がある場合は、イタリア-日本の直行便を使いましょう。または、シェンゲン圏外でトランジットするようにしましょう。

書留郵便が届く

滞在許可証アポの日に行けないときの書留郵便

アポイント当日に出頭しなかった場合は自動的に「書留を受けとった日から30日以内に出頭するように」とPosta raccomandata(書留郵便)が送られてきます。不在届が入っていた場合は、指定の郵便局で受け取りましょう。

この手紙を持って招集の指定場所であるQuesturaやCommissariatoへ行って予約を取りなおします。
2024年4月現在、大都市では再予約日が1年後になった場合もあるようです。

再度、警察署の移民局へ

アッシジへ帰ってきた次の日にPosta raccomandata(書留郵便)を指定の郵便局で受け取って、警察署の移民局へ行きました。
あっさり何事もなかったかのように、その場で指紋採取と登録内容の確認を丁寧にしてくれ、手続きは完了しました。「Non succede nulla」とさえ言われました(笑)
これはのんびりとしたアッシジだからこそだと思います。

通常は、来ることができなかった理由を正当化する書類を書いて、再度予約→別日に招集&指紋採取という流れになると思います。航空券やパスポートのスタンプなど、やむを得ない理由となる証明を持参するようにしましょう。

他の街の対応は?

軽く検索したところ、急病などで出頭できない場合の対応が書かれていました。
“cambiare data appuntamento permesso di soggiorno 自治体名”で検索すると各移民局のHPで情報が出てきます。

・ペルージャの場合、WhatsAppで指定の番号へ招集日のお知らせの文書を送り相談する
・ヴェネツィアの場合は15営業日前までに電話かメールで相談する
など各移民局によって違います。

2024年ペルージャのクエストゥーラで聞こえてきた話によると、仕事やErasmusプログラムに参加する・大学卒業など、どうしても早めに滞在許可証が欲しい場合、PECで理由や召喚状・航空券などの必要性を証明するものとともに相談してほしいと言っていました。もちろん、直接相談しに行くもの有効な手段だと思います。

滞在許可証受け取りアポイントに行けないとき

この場合は、1回目の招集(書類確認・指紋採取)よりは気が楽ですね。受け取りに関しては多少遅くなっても大丈夫そうですし、特にアポに来なかったを説明する理由も必要ありません。通常、郵便局から申請すると、受け取りアポの場所・日時は滞在許可証が完成すると自動で決定され、申請書に記載した携帯電話番号にSMSが届きます。しかし、お知らせのSMSが届かなくて気づかなかったなどの理由により、当日受け取りに来ない人も多くいます。

実際2024年の2月の受け取り時(2023年11月末に1回目の出頭済み)に日本へ一時帰国していて、受け取りアポの日に行くことができませんでした。そのため、イタリアに帰ってきてすぐ(アポから約20日後)に完成した滞在許可証を取りに行くことにしました。まずは、指定のWhatsAppで予約連絡したのですが、週1でしか返信していないらしく、連絡はなかなか来ません。そこで、直接クエストゥーラに行くことにしました。
ペルージャのクエストゥーラに早朝から行ってみると、職員に15時に戻ってくるように言われました。ペルージャでは滞在許可証の受け取りは午後のみのようです。15時前に行くと、すでに長蛇の列。滞在許可証受け取りのための列でした。まず、15時なると、当日のアポがある人の名前が呼ばれてクエストゥーラ内に入って行きました。その後、当日のアポがない人達が、すでに滞在許可証ができていることを証明しつつ、順番に入っていきます。すでに滞在許可証ができていることを証明は、クエストゥーラのサイトまたは郵便局のPortale immigrazioneの個人画面でOKです。あとはひたすら列を作って順番を待って、無事に滞在許可証を受け取ることができました。

アッシジの場合は移民局が開いている時間ならいつ行っても完成した滞在許可証を受け取れるようですし、都市によっては早朝から列に並ぶ必要があったり、予約が必須だったりと対応はバラバラです。しかし、アポなしで直接クエストゥーラに行っても、時間はかなりかかりますが、1回目の招集と違って比較的簡単に対応してもらえそうですね。

まとめ

招集日に出頭できれば問題ありません。どうしても行けない場合は、できれば事前にQuesturaなどに相談しましょう。
アポイントの日を前倒してくれる場合もあるようです。しかし、2024年4月現在、大都市では1回目のアポイントの日が半年~1年後ということも起きているようです。受領証があれば不法滞在にはならないとはいえ、心配ですよね。なるべく1回目のアポには最優先で行くようにしましょう。なお、受け取りに関しては、多少遅れても大丈夫なようです。

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