【留学生向け】Permesso di soggiorno(滞在許可証)発行の申請方法をSTEPごとに解説

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Ciao!前回は申請書類の書き方を解説しました。今回はPermesso di soggiorno(滞在許可証)の申請方法について、特に学生ビザ(単身留学)で入国した初回申請の続き、STEP3の必要書類の郵送~最後まで解説します。

目次
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STEP3 必要書類すべてのコピーをとる

万が一の紛失に備え、念のため、収入印紙(Marca da bollo)を貼った記入済み申請用紙やKITに入れる必要書類などすべてのコピーを取っておきましょう

2022年9月中旬に郵便局からKITを郵送し、10月初旬に警察署へ1回目の招集に行ったらスキャンされているはずのデータがないと言われました。(郵送事故の可能性もあり。)しかし、郵便局で貰う受付証明書類(振込受領証、書留郵便の受領証、招集日についてのお知らせ)のオリジナルとKITで郵送した書類すべてのコピーを持っていたため、その場で手続きを行ってもらうことができました。

直接警察署で対応してもらった場合は、後述のQuesture sul webにNUMERO ASSICURATA(保険/追跡番号)を入れても、「Il documento di soggiorno non è presente in archivio.」と表示される場合があります。おそらく、直接対応してもらったことで新しく付与された追跡番号で処理が進んでいるものと思われます。また、その影響で受け取り連絡のSMSが届かない場合もあります。心配でしょうが、1ヶ月に1回くらいクエストゥーラに電話して状況の確認と完成したかどうか確認することをおすすめします。最終的に必要な書類が揃っていれば、滞在許可証を発行してもらえます。

STEP4 郵便局から県庁所在地のQuestura(警察署)へ郵送する

封筒の書き方

CAP
 県庁所在地のクエストゥーラの郵便番号

LOCALITÀ
 地域。→住んでいる自治体が所属する県名

PR
 Provinciaの略→県名(県のコード(TABELLA-ALLEGATA n.1, CODICE SIGLE PROVINCE参照))を記入

KIT(キット)の封筒に入れる必要書類

申請用紙(記入したModulo1)

パスポートの全ページ分のコピー
 →郵便局員さんによっては顔写真ページ、ビザがあるページ、入国スタンプが押されているページのみを入れるように言われることもありますので、その場合は従いましょう。

③ 大使館印が押してある英文または伊文の海外保険証券のコピー
 →追加でイタリアの国民健康保険に加入するように言われることもあります。

④ 滞在中の生活費を証明する書類
  →英文の銀行口座残高証明書(できればユーロ建て)やクレジットカード表面のコピー(両面のコピーを入れる場合は、郵便事故などによる書類紛失の可能性も考慮すること)など

滞在先証明のコピー
 →賃貸契約書やDichiarazione di Ospitalità(大家さんの受け入れ証明)

⑥ 大使館印が押してある留学先の学校の入学許可証または在籍証明書のコピー
  →pre-acceptance letterやUniversitaly.it上のpre-enrollment入学許可証のみの場合は、大学などの各学校が発行するmarca da bollo付きの正式な在籍証明書(Certificazione di Iscrizione)も必要となる場合があります。大使館でのビザ発行後に取得した在籍証明書には、大使館印は必要ありません。KIT郵送時点で手に入る場合は、そのコピーも一緒に入れておくと安心です。なお、滞在許可証申請後にのみ正式に学籍登録できる場合、Questuraでの招集日(初回アポ日)には必要になるかもしれないので、あらかじめ用意しておくと良いでしょう。

⑦ 16ユーロのmarca da bollo(Moduloに貼っておく)

⑧ 申請費を振り込む振込用紙(KITに入っていたもの)

郵便局員さんのチェックがあるため封はしない。
封筒の中に入れる必要書類はすべてコピーでOK(ただし、申請用紙・残高証明書は原本)

持っていくもの

パスポート原本

・必要書類を入れたKIT

・各書類の原本

申請費用 101.96ユーロ(内訳:申請費70.46ユーロ、振込手数料1.5ユーロ、郵便書留送料と手数料で30ユーロ)

申請費用は毎年変更されるので、各自で確認してください。
(2022年は振込手数料が1.8ユーロに値上がりしたため、合計102.26ユーロでした。)

当日の流れ

滞在許可証の受領証3点セット
郵便局から受け取る3点セット

1)郵便局へ行く。

2)AMICOまたは郵便窓口より書留郵便で地域のQuesturaに郵送&申請費を振り込む
  書類一式と振込用紙を窓口に渡し、申請費用を支払う(クレジットカード払い可)

3)ホチキス止めされた振込受領証書留郵便の受領証招集日についてのお知らせを受け取る
  カードの滞在許可証を受け取るまではこの3点書類が滞在許可証代わりとなるので、パスポートともに常に携帯すること。

4)終了

招集日についてのお知らせの読み方

招集場所日時は必ずチェックしておきましょう。

copia per il richiedente
 (申請者へのコピー)

・(次の3行)
 申請した郵便局の地域名、郵便局コード、日付

UFFICIO IMMGRAZIONE
 RICEVUTA PER CONVOCAZIONE PER PSE

 移民局
 滞在許可証のための招集についての受領証

CODICE ISTANZA
 申請コード

CODICE ASSICURATA
 書留(追跡)コード

APPUNTAMENTO PER
 ~へのアポイント(招集場所について)

UFFICIO
 オフィス(警察署名Questura/Commissariato)

COMUNE
 自治体(郵便番号/自治体名)

INDIRIZZO
 住所

DATA E ORA
 (招集の)日時

TOTALE BOLLETTINI PSE PAGATI INSERITI NEL KIT
 KITの中に入っている支払い済み申請費の振込用紙の数

MARCA DA BOLLO PRESENTE
 収入印紙は添付済み

Il servizio prevede l’accettazione, la lavorazione e l’inoltre alla Questura componente dell’istanza per il rilascio o rinnovo del PSE.
 In caso di smarrimento del plico, il Richiedente avra’ diritto ad un ristoro pari al suo valore quantificato in € 50,00.

 このサービスは、PSEの発行または更新の申請の受理、処理、および警察本部へ提供します。
 KITを紛失した場合、申請者は価値にして50ユーロで一定化された賠償を受け取る権利があります。

Il Richiedente dichiara di aver preso visione presso questo Ufficio Postale dell’Informativa privacy ai sensi della normativa vigente, consultabile anche sul Portale Immigrazione.
 申請者は、現在の法律に従ってこの郵便局のプライバシーポリシーを読んだことを宣言します。これは、入国管理局のHPでも参照できます。

FIRMA DEL RICHIEDENTE
 申請者の署名

Per essere sottoposto ai rilievi fotodattiloscopici. In quella sede, dovra’ esibire:
la presente lettera di convocazione, 2 foto tessera a fondo bianco, Passaporto originale e valido, permesso di soggiorno in possesso, ricevuta delle poste (I suddetti documenti dovranno essere portati anche al momento del ritiro del Permesso/carta), gli originali relativi alle Copie dei documenti inseriti nel kit, foto dei figli di eta’ inferiore anni 14 da inserire sul proprio permesso.

 指紋採取の対象となります。その際、会場で以下を提示する必要があります。:
 この招集に関する文書、白い背景のパスポート写真2枚、有効なパスポートの原本、所有する滞在許可証(※持っている場合のみ)、郵便局からの受領証(上記の書類は、許可証/カードを収集するときにも持参する必要があります)、KITに入れた書類のコピーに関連するオリジナル、自身の許可証に含まれる14歳未満の子供の写真(※扶養する子供の分も申請した場合)。

1回目の招集日は、自動的に決まります。郵便局での申請日からおよそ2週間~3か月後のようです。小さな町だと、比較的早く招集されます。ペルージャで2か月後、シエナ・アッシジで2週間後でした。

どうしても指定された日に行くことができなければ、予約の変更も可能なようです。

STEP5 Questuraアポイントの日

持参書類

パスポートの原本

・郵便局で受け取った受領証3点セット

背景が白のパスポートサイズの写真(縦45mm×横35mm)2枚
 →いつも1枚しか使いませんが、念のため4枚用意すると言われています。

入学許可証(在籍証明書)の原本
 →pre-enrollment/pre-iscrizoneではなく、正式な学籍登録の証明書。大学の場合はmarca da bollo付きの正式なもの。

・KITに入れた書類の原本

・KITに入れた全書類のコピー

・指示された不足書類のコピーと原本
 ※Modulo1の75.イタリアの携帯電話番号を記入しておくと、事前にSMSやWhatsappで不足している書類のお知らせが入る場合があります。その場合は、この時に書類のコピーを持参しましょう。持って行くことができない場合は、後日、期日までに指定されたメールアドレス宛に提出すればOKです。

当日の流れ

1)指定されたQuestura(警察署)もしくはCommissariato(警察分署)へ行く。

2)受付書を見せて予約がある旨を伝え、QuesturaのImmigrazione(移民局)へ入る

3)番号や名前が呼ばれたら窓口へ行き、郵便局で受け取った受領証とパスポート、写真1枚を渡す
  ホチキス止めされた受領証のうち、招集日のお知らせはここで回収されます。

4)写真添付した書類を返されるので、その下の枠内にサインして提出する

5)両人差し指の指紋を採取される

6)全指紋採取・身体的特徴(身長や髪・目の色)登録や顔写真の撮影を行うという旨の命令書(予約日、場所も記載されている)を受け取り、次の場所へ

7)6)でもらった命令書の場所へ行く
  ペルージャでは隣の部屋で時間記載なしでそのまま移動しましたが、シエナでは中心部にあるQuesturaで、30分後の予約でした。

8)全ての指や手のひらの指紋採取・身体的特徴(身長や髪・目の色)登録や顔写真の撮影

9)終了

予約時間はありますが、早めに到着しておくといいです。予約時間はあくまで呼び出しの目安なので多少前後します。ペルージャでは予約時間の約1時間30分後、シエナでも30分後の呼び出しでしたが、早めに呼ばれることもあります。

STEP6 滞在許可証受け取り連絡を待つ

Modulo1の75.イタリアの携帯電話番号を記入しておくと、SMSやWhatsappで受取日の連絡が入ります。

Questure sul web より

もしくは、こちらのQuesture sul web – Polizia di StatoでNUMERO ASSICURATA(保険/追跡番号)を入力すると現在のステータスがわかります。
https://questure.poliziadistato.it/stranieri/

NUMERO PRATICA O ASSICURATA
 →CODICE ASSICURATA(招集日についてのお知らせ、郵便局の書留受領証に記載)を入力

INVIAをクリック

documento di soggiorno in trattazione.
Questuraでの手続きは完了し、カード発行待ちの状態です。
気長に待ちましょう。

documeto di soggiorno è pronto per la consegna.
カードが発行され、Questuraへ郵送される準備ができました。
許可証受け取りのお知らせがSMSで届くまで、あともう少し待ちましょう。
準備ができた次の日の早朝くらいにSMSが届きます。

Il documento di soggiorno non è presente in archivio.
入力した番号がアーカイブに登録されていません。入力した番号が合っているか確認しましょう。
もしも正しい場合は、すでに郵送され長期間経っているか、申請が却下された可能性があります。
直ちに申請したクエストゥーラへ問い合わせることをおすすめします。

CODICE ASSICURATAを入力しても元の画面に戻る場合

差し戻されているなど何か問題が起きている可能性があります。書留などで追加書類のお知らせが来るかもしれません。
念のためPortale Immigrazionehttps://www.portaleimmigrazione.it/)の個別ページをチェックしてみることをおすすめします。

Portale Immigrazioneの右下に「Area Riservata Stranieriがあるので、クリックします。USER IDとPASSWORDは申請時に郵便局から受け取った受領証に記載されています。PASSWORDはハイフンなしの11桁の番号でCODICE ASSICURATAと同じです。

管理人の場合、2年目の更新時に4ヶ月経っても連絡がなく、ある日CODICE ASSICURATAを入力しても元の検索画面に戻るようになりました。Portale Immigrazioneを確認すると追加書類と再招集のお知らせが掲載されており、のちに書留郵便にて正式な文書でも到着しました。
更新申請時に提出している書類(英文の銀行残高証明。ユーロ建てじゃないとダメ?)だったり、2021年7月の申請当時は入手不可能なもの(2022年度の学籍登録証明や2022年度の保険証書)を追加で持ってくるようにとのことで、絶対問い合わせるまで処理を忘れてたなと思う内容ですが、文句を言っても仕方ありません…素直に用意しましょう。

STEP7 滞在許可証を受け取る

受け取り連絡のSMS

Questuraからではなく、Poste Italiane(PosteInfo)を通じて送信されます。
受け取り日時と場所(指紋を採取したQustura)が記載されていますので、できるだけその日時に受け取りに行きましょう。
すぐの招集ではなく、大体1週間後くらいの日付になっていることが多いです。

(日本語訳)
Long1/2. 追跡番号○○、申請番号○○: 2021年04月01日15:20、滞在許可証アクティベート及び受け渡しのための招集をお知らせします。※PSEとは、Permesso di Soggiorno Elettronico(電子滞在許可証)の略称です。
Long2/2. 場所は、Questura di Perugia- ペルージャの移民局, via del tabacchificio, 21 06127(住所)です。

Questure sul webで『pronto per la consegna』になっているのにSMSなどのお知らせが届かない場合は、上記のPortale Immigrazioneの個別ページで確認してみてください。Poste Italianeを通じた招集などのお知らせ(書留郵便やSMS送信)はPortale Immigrazioneの「Area Riservata Stranieri」内のページにも記載されます。
滞在許可証の受け渡しについては、「Motivo: Attivazione e Consegna PSE」として受け取り日時・場所が記載されています。

持参書類

パスポートの原本

・郵便局で受け取った受領証の残り2点セット

当日の流れ

1)指示された時間にQuestura(警察署)もしくはCommissariato(警察分署)へ行く。

2)滞在許可証を取りに来た旨を伝え、QuesturaのImmigrazione(移民局)へ入る

3)順番で窓口へ行き、カード型の許可証を受け取る
  指紋照合を行い、受領証一式は回収されます。

4)お疲れ様でした。今回の手続きは以上です。
  2年目の更新は有効期限の60日前から手続きができます。

最終的な受け取りは、指紋採取から1か月~2か月後以降です。大都市で申請した場合、1年の留学中に受け取れないこともあると聞いたこともあります。カード型の滞在許可証を受け取るまでの間は、郵便局から受け取った書類一式が滞在許可証の代わりになるので、大切に持ち歩きましょう。

管理人が2022年に受け取った滞在許可証からはデザインが新しくなっています。
旧デザインに比べてホログラムなどの偽造防止加工がふんだんに使用されています。

どの郵便局で手続きするか

基本的にどの郵便局でもよいのですが、手続きをした郵便局を管轄するクエストゥーラで初回アポイントが発行されるようです。アポは自動発行で、希望するクエストゥーラや日時を選ぶことはできません。

2023年の更新時に、ペルージャの中央郵便局から申請しました。結果、アッシジの住所・緊急連絡先を記載したにもかかわらず、ペルージャのクエストゥーラでのアポイントとなりました。一方、2021・2022年にアッシジのコムーネ内にある郵便局で手続きした際は、アッシジのクエストゥーラでのアポイントでした。

地元で手続きする場合は、比較的規模が大きい郵便局へ行くのが良いでしょう。小さいと郵便局員が肝心な手続きを知らなかったりします。メリットは、コムーネレベルのクエストゥーラの方がアポイントが早い場合が多いようです。デメリットは、不備があった際に連絡が来ない場合があります。県庁所在地のクエストゥーラからの指示を伝える形ですので時間かかるのか、単に連絡するプロセスがないのだと推測されます。

県庁所在地の郵便局で手続きするメリットは、郵便局員が確実に手続きに慣れています。また、当局でのアポとなりますので、コムーネの代理とは違い明確な指示を得ることができます。初回アポ前に不備を連絡してくれることもありますよ。デメリットは、初回のアポイントまでに非常に時間がかなりかかることですね。

アッシジに比べると初回アポまでに時間がかなりかかりますが、2023年は大学を卒業しつつあり、新年度のコースを更新しない状態での手続きでしたので、SMSなどで事前に連絡を貰えるペルージャのクエストゥーラでのアポイントで結果的に良かったような気がします。

実際にかかった日数

  • 2020年ペルージャ:11/20KIT郵送→1/21指紋採取→4/1受け取り
  • 2021年アッシジ:7/27KIT郵送→9/7指紋採取(8/12アポだったが帰国中のため出頭できず)→1/12まだ連絡がないので問い合わせ→2/15追加書類提出→3/4受け取りSMS受信→3/12受け取り
  • 2022年アッシジ:9/16KIT郵送→10/6指紋採取→(郵便事故?のため、指紋採取時に全書類のコピーを提出してクエストゥーラで直接対応してもらった影響か、SMSは届かず。11/22まだ処理中。12/13電話で滞在許可証の完成を確認)→12/17受け取り
  • 2023年ペルージャ:9/29KIT郵送→11/28指紋採取→2/2SMS受信→2/15受け取り予定だが日本へ帰国中→3/4受け取り
  • 2024年アッシジ:9/20KIT郵送→3/11指紋採取

書類のコピーはどこでできる?

パスポートのコピーなどはできるだけ日本で行っておくとスムーズです。

入国スタンプなどイタリアでしかできないものは、どうしましょう?
学校や寮、自宅にプリンターがない場合は街中のCopisteria(コピステリア/コピー店)でコピーすることができます。大学の近くにあることが多いですよ。

申請中の国外旅行は可能?

滞在許可証を受け取るまでの間は、申請受領証が滞在許可証代わりとなります。その間、基本的に国外旅行はできません

例外的に母国への直行便を使った往復は可能と言われています。日本のパスポートでシェンゲン圏内においてビザなし滞在ができるのは180日間で合計90日まで、それを超えて滞在する場合はビザもしくは滞在許可証が必要です。

日本において搭乗時に滞在許可証のチェックがありますので、有効期限内の滞在許可証を持っていない状態での申請中or更新中のイタリア国外への出国はあまりおすすめしません。

特に、イタリア以外のシェンゲン圏内で入国審査を受ける(ドイツ経由など)場合など、イタリア国外で滞在許可証の提示を求められた場合、紙の申請受領証のみだと問題になることがあります。どうしても日本へ一時帰国しなくてはならず、かつ直行便がない場合には、シェンゲン圏外でトランジットをしてイタリアで入国審査を受けるようにすることを強く推奨します。

ただし、シェンゲンビザの入国回数がマルチエントリー「multiple」となっている場合は、この限りではありません。ビザの有効期限内であればすでに複数回の入国が許可されていますので、ビザの効力で問題なく旅行できると思います。

留学を終えて完全に帰国するとき

滞在許可証は返却する義務があります。記念に持ち帰りたくなりますが、次にイタリアなどシェンゲン圏内に入国する時などに問題となることもあるようですので必ず返却しましょう。

返却場所はお住いの都市によって違いますので、各自ご確認ください。
・地元のクエストゥーラ
 →出国までの間の滞在許可証代わりに、帰国のため滞在許可証は返却した旨の証明書類をもらうようにしましょう。
・出国する空港の出国審査場や空港警察

日本に帰国してから気が付いた場合は、在日本イタリア大使館を通じて返却もできるようです。その場合は、在日イタリア大使館へご相談ください。

まとめ

滞在許可証受け取りまでは長い道のりです。また、到着したての留学生にとって一番の難関です。これもイタリアに慣れるための第一歩だと思って、気長に待ちましょう。
銀行口座開設などは、カード型の滞在許可証がないと新規開設できないこともあるので要注意です。
どうしてもKITが手に入らない、書き方がわからないなどの困りごとがあれば、最寄りのパトロナートに相談・書類作成依頼をすると良いでしょう。

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